【3分でわかるニッポンの年末年始】大晦日といえば「年越しそば」に「紅白」に除夜の鐘! でもなんで?

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猫のそば屋
志ん板猫のそばや」四代歌川国政(PD)

今年も今日一日で終わりですね。「今年一年、何してたっけ、やり残したことないかなあ……」という方もいらっしゃるかもしれませんが、まあ何はともあれ「年越しそば」を食べて、今年あった嫌なこと、厄介な事との縁を断ち切ってしまいましょう! 大晦日におそばを食べる風習は、そういう意味があるのですから!

「年越しそば」の風習が生まれたのは江戸時代。「そば」は「食べている時切れやすい」ことから「一年の厄を断ち切る」という意味を込めて、大晦日に食べられるようになりました。また「細く長い」ことから、長寿の願いの意味もあったそうです。

年越しそばを食べる時、テレビで「紅白歌合戦」をご覧の方も多いかと思います。大晦日の夜、スターたちが画面を賑やかに彩るNHKの「紅白歌合戦」は、1951(昭和26)年から65年間にわたり、1年も途切れることなく放送されています。今や年末の風物詩の一つといえる「紅白」ですが、ラジオ放送しかなかった第1回から第3回までは、年末ではなく、実はお正月の放送でした。テレビ放送が始まった第4回からは年末の放送となり、あっという間に年越しのお茶の間の風景に溶け込みました。これまでの最高視聴率北島三郎さんが初出場し、東京オリンピックを翌年に控えた1963(昭和38)年の第14回で、なんと視聴率81.4パーセント!でした。

そして、「紅白」が終わり、今年もあとわずか、という頃に聞こえてくるのが「除夜の鐘」の音。除夜の鐘の数は108だということは、ご存知の方が多いかと思いますが、これは人の心を乱したり、悩ませたり苦しめたりする心のあり方、すなわち「煩悩」の数であると言われています。一説には「四苦八苦」から「4×9=36」+「8×9=72」で108だとも言われ、それほど数多くある人間の煩悩を、鐘の音が鳴り響くごとに断ち切って、新しい年を煩悩ゼロの新しい心で迎えようということなのだとか。

ぜひ、今年は除夜の鐘に耳をすませてみてはいかがでしょうか。それでは、新しい年が皆様にとって良い年でありますように。

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