【3分でわかるニッポンの伝統工芸】石川:金沢仏壇

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金沢仏壇
出典:http://kougeihin.jp/item/0806/

「金沢仏壇」が発達した背景には、2つの重要な要素があるといいます。それはなんだと思いますか?

ひとつは、室町時代に蓮如上人が浄土真宗を広めたこと。現在の石川県金沢市一帯に住む庶民のあいだには、もともと信仰が根ざしていました。もうひとつは、江戸時代初期の加賀藩主によって細工所が整えられ、優れた職人が育ったことです。この2つによって、「金沢仏壇」は庶民に受け入れられる荘厳華麗な仏壇として江戸時代に発展していきました。

「金沢仏壇」の最大の特徴は、ふんだんな金箔と、細工所で培われた蒔絵技術が使われていることです。技法や原材料には厳格な規定があり、類似品と区別するため、「伝統証紙」のほかに金沢仏壇商工業協同組合が発行する独自の証紙を貼付して品質を保証しています。

近年の試みとしては、住宅事情の変化に対応した新商品の開発が挙げられます。サイズのコンパクト化やデザインの近代化のほか、仏壇以外の用途と組み合わせて使うことで省スペース化が実現する「カラクリ仏壇」などが考案されているのです。マンションのリビングにもなじむ仏壇があるのは、これから持つことになる世代にとってはうれしい話ですね。

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