【3分でわかるニッポンの伝統工芸】長崎:三川内焼

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三川内焼
出典:http://kougeihin.jp/item/0426/

豊臣秀吉が朝鮮に兵を送り込んだ戦が、別名「焼物戦争」と呼ばれていることを知っていますか? 長崎県佐世保で作られている「三川内焼(みかわちやき)」は、当時の二十六代平戸藩主、松浦鎮信(まつうら しげのぶ)が、1598年に朝鮮から連れてきた陶工の手によって始まった焼物です。

「三川内焼」はすんなりと誕生したわけではありません。藩主の命を受けて焼物を作った陶工でしたが、良い陶石がなかったため、陶石を探してめぐり合ったのが三川内だったのです。藩の後押しもあり、「三川内焼」は平戸藩の御用窯として発展していきます。南蛮交易で財政が潤った平戸藩でしたが、出島にオランダ商館が移動したことで利益を得ることが難しくなりました。そこで、今度は海外に販路を広げるべく輸出用の陶磁器の開発を進め、コーヒー茶碗などを海外に輸出。海外の貴族たちに愛される焼物となったのです。

将軍への献上品としても使われていた「三川内焼」は、薄手の白磁に青の濃淡で描かれる絵柄が特徴で、品の良い美しさがあります。御用窯から時代を経て業務用の商品へと移り替わり、最近ではご家庭向けの商品も製作されています。窯元によっては直接やりとりして、予算の範囲内で「三川内焼」を制作してくれるところもあるので、夫婦茶碗などを記念に作ってもらうのもおすすめですよ!

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