【3分でわかるニッポンの伝統工芸】広島:川尻筆

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川尻筆
出典:http://kougeihin.jp/item/1008/

筆の最高峰は「羊毛筆」と言われています。しかし、その羊毛が「ひつじ」ではなく、「ヤギ」の毛だと知っていましたか?

今回ご紹介する広島県の名品「川尻筆」の誕生は1859年ごろです。広島県呉市にある川尻町は、江戸時代末期に摂州有馬から筆を仕入れ販売したことから、筆と関わることになります。筆の製造を川尻の農閑期の副業として勧めるために、出雲や松江から職人を雇い入れ、筆の製造へと歩み出したのです。その後、すばらしい職人が育ち、技術が向上したことで「川尻筆」の名が広まりました。

「川尻筆」の特徴は、「練り混ぜ」と呼ばれる毛を混ぜる工程です。原毛を薄くのばし、何度も混ぜ合わせる工程で、逆毛やすれ毛という余分な毛を排除していくことで、高い品質の筆ができあがります。現在も昔と変わらず、日本画や書道などに携わる芸術家たちに愛される逸品です。

最近では、なかなか筆を使う機会が少ない現状に合わせて、新たにえんぴつ型の筆を生産しているところもあります。こちらは「川尻筆」ではありませんが、培った技術で扱いやすいものを提案し、筆を使う機会を増やしているようです。川尻町が生み出した筆のすばらしい書き味を、ぜひお子さんといっしょに体験してみてください。

「ウルトラJ」では、ニッポンのさまざまな伝統工芸品を応援しています!

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