【3分でわかるニッポンの伝統工芸】島根:石州和紙

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石州和紙
出典:http://kougeihin.jp/item/0906/

日本人の生活に溶け込んでいる「和紙」。その和紙が、1000年以上の保存が可能な耐久性の強い素材であることをご存知でしょうか?

日本の和紙は、その風合や気品から、世界中で優れた美術素材として愛され、その強靭さから、国内外で文化財の修復のための素材としても使われています。

「石州和紙」は、島根県西部の石見地方で長い歴史を持つ和紙です。紙漉きの技術は約2000年前に中国で確立され、西暦600年ごろ日本に伝来しました。石見にはその100年ほど後、万葉の歌人・柿本人麻呂によってもたらされたといわれています。その後、石見は紙の名産地として中央にも名を馳せ、 江戸時代には石見藩の専売品となり、材料や大きさの統一が図られ、さらに生産量を伸ばしました。

太平洋戦争の影響や、ライフスタイルの変化によって、和紙製造は衰退してしまいますが、戦後、和紙作りには欠かせない良質な水材料に恵まれた石見の地で、製紙技術を後世に伝えようという動きが起こりました。その成果が実り、1969年に国の重要無形文化財、1989年に伝統的工芸品の指定、2009年にはユネスコの無形文化遺産に登録されました。

軽く柔らかな肌触りとともに、強靭さ保存性を持つ「石見和紙」は、人形や小物などの和紙工芸や書籍などにも使われ、現在も世界中の人々に愛用されています。あなたの身の回りにもあるかもしれませんよ。

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