ウルトラJ

2017.01.29

特集
【3分でわかるニッポンの伝統工芸】沖縄:琉球漆器

琉球漆器
出典:http://kougeihin.jp/item/0523/

漆工芸に適した気候条件って、なんだと思いますか?

じつは、漆の乾燥に適しているのは高温・高湿な状態です。そのため、全国各地の産地では、条件を整えるためにさまざまな工夫をしているのですが、沖縄はもとから漆工芸に適した気候を備えていました。

そんな土地で栄えた「琉球漆器」の発祥は、14~15世紀ごろといわれています。中国への貢ぎ物や周辺国との交易品として文化的影響を受けながら発達し、薩摩に支配されてからは貝摺奉行所(漆器製作所)が強化され、より生産が盛んになりました。

「琉球漆器」の特徴は、鮮やかな朱色と、深い黒色のコントラストの美しさにあります。沖縄の強い紫外線が、漆の発色を助けているのだそうです。木地にはデイゴ、エゴノキ、センダン等の素材が、模様つけには「堆金」「沈金」「箔絵」「螺鈿」などの技法が使われています。

昭和以降の動きとしては、沖縄県が伝統工芸を産業として保護し、積極的に後援していることが挙げられます。県が独自の証紙を発行して類似品を排除する仕組みを作り、「琉球漆器」もその対象になっています。また、「那覇市伝統工芸館」では、事前予約をすれば「琉球漆器」の製作を体験することができます。所要時間は90分ほどですので、観光で気軽にチャレンジできそうですね。

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