【3分でわかるニッポンの伝統工芸】岩手:浄法寺塗

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浄法寺塗
出典:http://kougeihin.jp/item/0503/

「浄法寺塗(じょうぼうじぬり)」の「浄法寺」とは、お寺ではないことをご存知ですか? 「浄法寺」は、岩手県の北部を支配していた一族の名前が由来です。

728年に浄法寺町に天台寺が建立され、中央から来た僧侶の手で自分たち用の器を作り始めたことがきっかけで、「浄法寺塗」が作られるようになったそうです。この土地では良質の漆が採取できたこともあり、漆器の製造が盛んになっていきました。

「浄法寺塗」の特徴は、マットな質感の塗りです。漆器というと濡れたような、つややかな表面を想像してしまいますが、「浄法寺塗」は対極にある仕上がりとなっています。これは、漆本来の艶なのですが、日常的に使い込むことで徐々に輝きを増し、年月を重ねればつやつやの質感に変化していきます。現在では、コーヒーカップやスープカップなども作られていますので、夫婦の記念日に購入して、2人で漆器を「育てる」楽しみをシェアしてはいかがでしょうか。

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