【ウルトラJ文楽入門特集・第2弾】国立劇場に行って「文楽」を観てみよう! 鑑賞時に絶対おすすめのアイテムとは? 

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■「文楽」を実際に国立劇場で観てみよう!

2016年に開場50周年を迎えたニッポンの伝統芸能の一大拠点「国立劇場」。2月4日(土)~2月20日(月)まで、2月文楽公演「近松名作集」が50周年記念公演の1つとして上演されています。

ウルトラJ文楽入門特集第1弾では、人形遣いの吉田清五郎さんと、語り手である太夫(たゆう)の竹本千歳太夫さん、三味線演奏者の豊澤富助さんをお迎えし、実演を交えながら「文楽」の基礎知識と楽しみ方について全4回にわたり教えていただきました。

第2弾では、前回教えていただいたことを踏まえ、「実際に公演を観に行ってみよう!」ということで、御三方が出演される第3部「冥途の飛脚」を鑑賞することに。

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でもその前に、文楽って「どんな恰好で観に行ったらいいの?」「事前に押さえておきたいポイントは?」などなど、「初心者のための文楽鑑賞ウルトラポイント」をご紹介します!

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そのup01:着物じゃなくても大丈夫! フリースタイルで楽しむべし!

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まず、国立劇場で文楽を観たいと思っても、「どんな服装で行ったらいいの?」と少々不安に感じる人もいるかもしれません。もちろん、オペラやクラシックのコンサートホールに比べれば、着物の人を見かける割合は高いですが、いわゆる「正装必須!」といったような堅苦しい雰囲気はまったくないのでご安心を。とはいえ、せっかくおめかしして行ける機会でもあるので、普段着るにはちょっと気合い入りすぎかな? という一張羅を着て、ハレの気分を味わうのもいいかもしれませんね。

ちなみに、文楽が上演される国立劇場小劇場の1階には、文楽や歌舞伎にちなんだ書籍やCD・DVDが並び、和装小物やお菓子をいろいろ取りそろえたお土産もののコーナーのほか、お弁当やコーヒーが気軽に買える売店も。2階・3階には本格的なお食事処やセルフサービスの軽食スペースもあり、開場前や幕間の時間も十分楽しむことができます。日本が誇る伝統芸能の文楽鑑賞といえども、あくまでエンターテインメントとして格式張らずに満喫するのが一番です。

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そのup02:公演前にパンフレットであらすじを予習すべし!

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特集第1弾・その4でも竹本千歳太夫さんと豊澤富助さんからアドバイスをいただきましたが、文楽の鑑賞にあたっては、物語の予習がストーリーの理解度を大きく左右します。公式ホームページも充実していて、2月公演の特設サイトには、あらすじはもちろん、主な配役やタイムスケジュールに加え、スペシャルコンテンツとして、人形遣い・吉田和生さんが公演に向けて意気込みを語った動画などもアップされています。

でも、せっかくなら劇場ロビーの売店で販売されている公演プログラムの購入をオススメします。名場面の写真とともに、詳しい筋書きに作品解説やインタビューが収録されているほか、別冊の床本集も付いており、お得感も味わえます。出演者の方の顔写真も紹介されているので、配役表と照らし合わせて見るとより一層親しみがわくはずです。

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そのup03:イヤホンガイドを借りるべし!

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そして、いざ劇場内へ足を踏み入れる前に素通りできないのが、扉の前のイヤホンガイドブースです。鑑賞記念も兼ねてパンフレットは購入したし、「さすがにイヤホンガイドまでは必要ないでしょ!」と思いがちなんですが、イヤホンガイドがあるのとないのとでは、楽しみ方に格段の差がつくこと間違いなし! 

舞台の左右に字幕が表示されるとはいえ、義太夫節の独特の節回しをいきなり理解するのはかなりハードルが高いものですが、イヤホンガイドは文楽ビギナーにとって心強い味方なんです。太夫の語りの現代語訳のみならず、上演される物語の歴史的な背景や舞台装置にはじまり、人形の首(かしら)や衣裳、小道具の意味に至るまで、まさにかゆいところに手が届くといった絶妙なバランスで解説が入ります。

しかも、三味線や義太夫節の聴かせどころでは、一旦解説を控えるような気遣いもされており、イヤホンガイドに集中しすぎて生の演奏を聞き逃すということもありません。英語版のイヤホンガイドも用意されているので、海外の方でもしっかり楽しめます。終演後に返却すると保証金が返金されるシステムなので、くれぐれもお忘れなく!

次回はいよいよ、近松門左衛門作「冥途の飛脚」の見どころと鑑賞レポートをお届けしますので、お楽しみに!

★2月4日(土)~2月20日(月)まで、2月文楽公演「近松名作集」が50周年記念公演の1つとして上演中!

国立劇場開場50周年記念サイトはこちら

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ピグモン風子

日本古来の伝統文化から最先端のアート・カルチャーまで、ウルトラな人たちを追いかけまわす好奇心旺盛なライター。

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