【3分でわかるニッポンの伝統工芸】鹿児島:本場大島紬

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本場大島紬
出典:http://kougeihin.jp/item/0125/

奄美大島発祥で、鹿児島県で生産される大島紬を「本場大島紬」と呼ぶのですが、なぜだかご存知ですか?

じつは大島紬にはさまざまな産地があるため、それと区別して「本場」と表現しています。たとえば、伝統的工芸品である東京の「村山大島紬」は、「本場大島紬」とはルーツも製法も異なるものなので、混同しないよう気をつけたいですね。

「本場大島紬」の歴史は古く、7世紀ごろにはすでに存在していたと考えられています。江戸時代初期に絹織物産地として発展し、明治に入ると鹿児島本土にもその技術が伝わって、以降は交流しながらそれぞれの地で「本場大島紬」を守り育ててきました。

「本場大島紬」は、草花をモチーフにした幾何学模様の伝統的な図案が特徴で、独特の絣柄は「締機」という手法で作られています。「泥染」を使った「泥大島」「泥藍大島」が代表的ですが、ほかにも「色大島」や「白大島」など、さまざまな種類があるため、着る場面を選ばない最高級の着物として知られています。

近年の「本場大島紬」は、着物だけでなくインテリアや小物としても利用されているほか、有名デザイナー・森英恵さんがスーツとして仕立てるなど、多方面での可能性が模索されています。軽く、温かく、しなやかな特性を持つので、洋装用服地としても優れているのでしょうね。

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