【3分でわかるニッポンの伝統工芸】福井:越前和紙

このエントリーをはてなブックマークに追加
越前和紙
出典:http://kougeihin.jp/item/0904/

海と山に囲まれた越前(福井県北部、嶺北地方)といえば、カニ、エビなどの海の幸、綺麗な水で育てられたお米お餅、そして、冬になると海岸いっぱいに咲き誇る水仙と、舌だけでなく目も楽しませてくれるたくさんの名産・名物があります。そんな越前が古くから「お札(さつ)のふるさと」と呼ばれる和紙の産地であることをご存知でしょうか?

「越前和紙」の歴史は、何と1500年前に遡ると伝えられています。越前出身の継体天皇がまだこの地にいた頃、岡太川(おかもとがわ)の川上に美しいお姫様が現れ、「清らかな水に恵まれているのだから、紙を漉(す)いて生計を立てなさい」と、里人に紙漉きの技を伝え、里の人々はお姫様を「川上御前」と呼び、岡太神社を建てて、紙祖神(しそしん)として祀ったと伝えられています。

このような美しい伝説と長い伝統を持つ越前和紙ですが、その品質の高さは、数々の紙幣に使われたことでも明らかです。日本最古の藩札(領内だけで通用する紙幣)である「福井藩札」や、明治新政府の「太政官金札用紙」、昭和初期の「百円紙幣」「千円紙幣」などに使用され、現在の紙幣の礎となりました。「お札のふるさと」と呼ばれるのはそのためです。

現代でも、職人さんの手によって作られている丈夫で美しい越前和紙。手に取りやすい折り紙しおり写経用紙工芸用和紙や、最高級品「鳥の子紙」で作られたなどもあります。まさに「紙の神」といわれた伝統の越前和紙、皆さんもその手触りを確かめてみませんか?

「ウルトラJ」では、ニッポンのさまざまな伝統工芸品を応援しています!

■もっと詳しく「越前和紙」を知りたい方はこちら

■ニッポン全国の伝統工芸品まとめはこちら

■「ウルトラJ」での商品化企画はこちらより

rd400_ec_banner02

前の記事へ

【3分でわかるニッポンの伝統工芸】新潟:小千谷縮

【3分でわかるニッポンの伝統工芸】新潟:小千谷縮

次の記事へ

「出たな!タンカン!これでも食らえッ!」 ウルトラ【まる怪】グルメ 第22回〜鹿児島編〜

「出たな!タンカン!これでも食らえッ!」 ウルトラ【まる怪】グルメ 第22回〜鹿児島編〜

関連記事RELATED ARTICLE

【3分でわかるニッポンの伝統工芸】京都:京石工芸品

【3分でわかるニッポンの伝統工芸】新潟:越後与板打刃物

【3分でわかるニッポンの伝統工芸】秋田:大館曲げわっぱ

【3分でわかるニッポンの伝統工芸】京都:京黒紋付染

【3分でわかるニッポンの伝統工芸】京都:西陣織

【3分でわかるニッポンの伝統工芸】京都:京表具

【3分でわかるニッポンの伝統工芸】東京:江戸切子

【3分でわかるニッポンの伝統工芸】広島:熊野筆

【3分でわかるニッポンの伝統工芸】兵庫:播州そろばん

キーワードKEY WORD