【3分でわかるニッポンの伝統工芸】香川:丸亀うちわ

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丸亀うちわ
出典:http://kougeihin.jp/item/1416/

人気チェーン店の名称にも使われており、「丸亀」と言えばうどんを連想する人も多いと思いますが、じつは「うちわ」の一大生産地であることをご存じでしょうか? 香川県の伝統的工芸品「丸亀うちわ」は、全国のうちわ生産量の約9割という、圧倒的なシェアを誇っています。

「うちわ」の発祥は意外にも新しく、いまから約400年前の江戸時代初期が始まりと言われています。「丸亀うちわ」は、その中ではとくに古く、「こんぴらさん」の愛称で親しまれる「金刀比羅宮」にお参りした際のおみやげとして、1633年に考案されたんだそうです。その後は、丸亀藩が武士の内職として奨励したこともあり、丸亀うちわの生産が盛んになりました。

丸亀でうちわ作りが適していた理由の1つに、材料が手近でそろったことが挙げられます。竹は愛媛(伊予)、紙は高知(土佐)、のりは徳島(阿波)と四国内でまかなえたこともあり、現代のように物流が発達していなかった時代だけに、丸亀でのうちわ作りにとって大きなアドバンテージとなりました。

もともとは竹で作られていた丸亀うちわですが、現在はコスト面の問題もあり、機械で量産しやすいポリエステル製が8割以上を占めています。しかしながら、竹製の人気も根強く、職人が1本1本、手作りする丸亀うちわは、まさに芸術品です。これから迎える夏に向けて、優雅に涼をとるアイテムとして、買い求めてはいかがでしょうか?

■もっと詳しく「丸亀うちわ」を知りたい方はこちら

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