【3分でわかるニッポンの伝統工芸】京都:京焼・清水焼

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京焼・清水焼
出典:http://kougeihin.jp/item/0414/

焼き物や陶器は、使われる土や技法に特徴のあるものが多いです。では、そういった特徴のない焼き物が、京都に存在していることをご存じでしょうか?

「京焼・清水焼」は、京都市内で作られていた「粟田口焼」「八坂焼」「音羽焼」などの総称です。そのため、ほかの焼き物のように、指定の土や釉薬、技法などが決まっていません。それは、「京都」に陶器に適した土がなかったことと、文化の中心であったことが、大きな理由となっています。

当時の都であった京都は多くの「物」が集まっていたため、陶工たちは好きな土を取り寄せ、独自のブレンドを試せました。また、公家や有力大名などが集まる場でもあったため、陶工たちも競い合うように形や絵付けを工夫しました。そうして生まれた、デザイン性に優れた数々の焼き物が、「京焼・清水焼」なのです。

「京焼」の興りは不明ですが、戦国時代の末期には生産が始まったと伝えられています。大きく発展したのは名人・野々村仁清が赤系の絵付けを確立させたころで、その弟子と言われる尾形乾山も斬新な作品を発表し、好評を博しました。ちなみに、尾形乾山は江戸時代を代表する画家の1人・尾形光琳の弟で、弟が焼いた器に兄が絵を付けるという兄弟合作の作品も残していたそうです。

政治、文化の中心である「京都」で育まれた「京焼・清水焼」。上絵付けで表現された陶芸家たちの個性を、ぜひ実際に手にとって感じてみてください。

■もっと詳しく「京焼・清水焼」を知りたい方はこちら

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