【3分でわかるニッポンの伝統工芸】長野:飯山仏壇

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飯山仏壇
出典:http://kougeihin.jp/item/0805/

長野県飯山市で作られている「飯山仏壇」が、新しい仏壇スタイルを提案しているのをご存知でしょうか?

「飯山仏壇」の歴史は、正確な記録はありませんが、1689年に甲府から寺瀬重高さんという方がこの地を訪れて、「素地仏壇」を作ったのが始まりと伝えられています。漆が仏壇に使われるようになったのは、もっと後の時代になります。時代は移り、幕末に稲葉喜作さんという仏壇彫刻の名人が、「飯山仏壇」を優れた工芸品へと進化させました。

「飯山仏壇」の特徴は、「組立」にあります。「肘木組物」と呼ぶ技法は肘木を抜くだけで、「本組み」と呼ぶ技法はくさびを引き抜くだけで、どちらもかんたんに分解できるように組み上げられています。これは古くなった仏壇を分解して、部品を洗って再塗装をすることで、仏壇をメンテナンスするための構造なのです。

最近ではその技術をいかし、現代の住宅事情にマッチした新スタイルの仏壇も作られています。一見すると、おしゃれなラックに見える小型の仏壇は、ご自宅でご先祖、身近な故人を思う気持ちを向けやすい商品になっています。デザイン性にも優れていますので、既存の仏壇ではちょっと手が伸びなかった、若い世代の人にぜひ見ていただきたい逸品です。

■もっと詳しく「飯山仏壇」を知りたい方はこちら

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