50年目を迎える「歌舞伎入門教室」 中村錦之助さん主演で江戸歌舞伎の魅力を楽しめる『毛抜』が上演

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東京の国立劇場にて6月2日(金)~24日(土)まで行われる「国立劇場6月歌舞伎鑑賞教室 」。学生たちに向けて歌舞伎に親しみが持てるように解説もついており、『ウルトラセブン』と同じく50年目をむかえた歴史ある公演となります。第91回目となる今年の演目は、様式美とユーモアたっぷりの推理劇を楽しめる『歌舞伎十八番の内 毛抜』の一幕。歌舞伎の醍醐味を初心者でも分かりやすく堪能できる作品です。

5月9日(火)には公演に先立って、出演される中村錦之助さん、片岡孝太郎さん、中村隼人さんらが登壇しての記者懇談会が開催されました。

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粂寺弾正役を務める中村錦之助さんは、12年前に故・十二代目 市川團十郎さんが監修を務めた『毛抜』にも出演。当時を振り返り、「12年前は團十郎さんに教わったとおりに演じるようにしていました。『毛抜』は荒唐無稽な江戸歌舞伎の要素が詰まっているので、考えずにバカバカしい芝居を楽しんでください」とコメントされました。

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腰元巻絹役の片岡孝太郎さんは「歌舞伎の魅力である立ち廻りや見得のシーンが冒頭からある演目なので、はじめて歌舞伎を見る人はもちろん、海外の人にも分かりやすい内容だと思う」と『毛抜』の魅力について語られました。

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秦秀太郎役を演じるほか、初めて単独での解説を務める中村隼人さん。学生たちにはエンターテイメントとして歌舞伎を楽しんでほしいと思いを話され「学生時代に歌舞伎を体験することで、1回見たことがあるという親しみが生まれる。それが将来自分のお金でまた見たいと思えるようになってくれたら」と本公演の意義について述べられました。

今の時代にはなくてはならないSNSを使用して、思わず宣伝したくなるような仕掛けを用意しているなど、新しい取り組みも積極的にされているようです。

また6月16日(金)には、3年目を迎える「Discover KABUKI」も行われます。ラスベガスや北京でも公演が行われ大盛況を博している日本の伝統芸能「KABUKI」を、外国人に向けた歌舞伎鑑賞教室として公演。ガイダンス付きなので、外国人の方に勧める入門編として最適です。

チケットのご予約や公演の詳細は、下記公式サイトをご参照ください。

■国立劇場の公式サイトはこちら

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