【3分でわかるニッポンの伝統工芸】広島:熊野筆

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出典:http://kumanofudekumiai.blog63.fc2.com/

ビューティーに敏感な女性があこがれる、メイクブラシとして有名な「熊野筆」。その成り立ちをご存知ですか?

「熊野筆」が生産されているのは、広島県安芸郡熊野町です。筆づくりの歴史は、江戸時代の終わりごろから始まったと言われています。当時、熊野に住む人々は農業で生計を立て、農業の閑散期には出稼ぎに出ていました。そこから故郷へ帰る途中、奈良や大阪、兵庫の有馬に立ち寄って筆や墨を仕入れ、売りながら熊野へ向かったそうです。ちょうどそのころに、熊野筆の元祖と呼ばれる井上治平さん、佐々木為次さん、乙丸常太さんが、それぞれ広島や有馬の職人から筆作りを習い、熊野の人々に広めました。この生計を立てるためのサイクルが、熊野町と筆作りを結びつけたのです。

現在、生産されている筆の種類は、毛筆画筆化粧筆です。輸入される安価な筆とは比べものにならないほど良質な筆の使い心地は、「熊野筆」の長い歴史のなかで培われた職人の努力の結晶なのです。

「熊野筆」のなかでも特に「化粧筆」は、その質の高さから世界各国に人気のあるアイテムです。2016年5月に開催されたG7伊勢志摩サミットでは、記念品の1つとして各国の代表団や取材記者に配られ、好評を博しました。みなさまもぜひ、世界が認めた質の良い筆を一本手に入れて、ご自身で使うもよし、女性へのプレゼントとしてもご活用ください!

 

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