いま話題の「VR」って? 日本一のゲーム総合展示会・東京ゲームショウ2016で見た「ニッポン」の最新技術

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千葉県にある幕張メッセにて、9月15日より4日に間に渡って開催されている「東京ゲームショウ2016」(以下「TGS2016」)。
1996年の第1回に来場者数が10万人超を記録し、第20回には20万人を突破。
第26回を迎える今回は出展数が前年より100社も上回り、名実ともに「日本一のゲーム総合展示会」として大きな盛り上がりを見せています。

世界規模で見ても「E3」や「gamescom」と並んで「三大ゲームショウ」の1つと呼ばれ、年々海外メディアの取材も増える「TGS」。
「名前は聞いたことあるけど、行ったことはない」方に向けて、イベントの中身をご紹介します。

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どんなことをやっているの?「TGS」のおもな展示内容

一口に「ゲーム」といっても、ゲームセンターに置かれている大型筐体からスマホで遊べるアプリまで、実にさまざまな種類がある昨今のゲーム事情。
最近はシニア世代にも大人気のコインゲームや、子どもが大好きな太鼓ゲーム(「太鼓の達人」シリーズ)などは、「ジャパンアミューズメントエキスポ(JAEPO)」という専用のイベントがあるのでそちらに出展されることが多く、TGSはそれ以外のゲーム全般が対象となります。

ブースの作りは出展メーカーごとに異なりますが、共通しているのは「ゲーム」という画面を見ることで初めて成立する遊戯のため、各社ともに大型モニターを設置していることがほとんどです。これを使って、実際のゲームプレイはもちろん、ステージイベントの様子やプロモーション用の映像を流すというわけですね。

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また、各メーカーが共通して力を入れているのがゲームの体験プレイ、すなわち「試遊」です。
試遊台はすでに発売されたゲームも多いですが、開発中のものも用意されています。
発売前のソフトに触れて遊べるのも、ゲームショウならではの体験です。

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ちょっと変わったところでは、参加型・体験型のイベントもあります。
これもまた、ゲームショウでしか味わえないものです。

 

静止が難しいジャンプや決めポーズを24台のカメラで全方向から撮影し、最高の一瞬を切り取る新技術「POPPING FLASH」。

静止が難しいジャンプや決めポーズを24台のカメラで全方向から撮影し、最高の一瞬を切り取る新技術「POPPING FLASH」。

 

ゲームを題材に、現実のゲームとして楽しめる体験型のイベントも。

ゲームを題材に、現実のゲームとして楽しめる体験型のイベントも。

そして、ゲームショウを華やかにするのが、凝った設営や演出の数々です。
かわいい着ぐるみに等身大のキャラクターモデル、巨大ポップに洋館を模した建物などなど……。
各ブースには、コンパニオンコスプレイヤーが案内や宣伝、販促物を配っていることも多く、ゲームショウに一層の花を添えています。

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大手ゲームメーカーの最新トレンド

ゲームショウの中でも、大手メーカーは大きく出展スペースを取り、大々的に宣伝をしています。
ゲーム業界でも大きな影響力を持つ大手メーカーは、どんな出展をしていたのでしょうか?

ソニーインタラクティブエンタテインメント
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10月13日発売予定の「PS VR」に、出展スペースの半分弱を割くほどの力の入れようでした。
残りのスペースは、「PS4」タイトルの試遊が中心です。
同社は「PS4」を製造・販売するハードメーカーということもあり、他社の「PS4」タイトルも遊べるようにしているのが最大の特徴でもあります。
つまり、ここのブースに来れば、わざわざほかの出展スペースを回らなくても、「PS4」のゲームはひととおり試遊できるということですね。

バンダイナムコエンターテインメント
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「ドラゴンボール」に「ONE PIECE」、「NARUTO」に「SDガンダム」などなど、キャラクターゲームの試遊が中心の出展でした。
また、17日と18日の一般公開日には、1ホールにファミリーゲームパークも設置し、家族連れのハートをガッチリつかむサービスは、まさに玩具メーカーの雄といった感じです。

スクウェア・エニックス
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「ドラクエ」「FF」という、ゲーム業界を代表する2大RPGシリーズを有する一大ゲームメーカー。
今回の出展では「FF」シリーズの試遊が3作品。
「ドラクエ」は残念ながらなかったものの、ディズニーキャラクターが活躍する「キングダムハーツ」の最新作が遊べるようになっていました。

カプコン
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ハリウッドで映画化もなされた「バイオハザード」シリーズに、社会現象を巻き起こすほどの人気を誇る「モンスターハンター」シリーズなどで有名なカプコン。
この同社を代表する2タイトルの新作が発表され、多くの人の注目を集めてました。
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コナミ
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老舗のゲームメーカーでありながら、近年はスポーツクラブも展開するなど、多角的な経営をするコナミ。
「パワプロ」や「ウイニングイレブン」といった人気スポーツゲームの最新作に加え、「メタルギア」や「遊戯王」など、同社の人気タイトルでコーナーが設けられてました。

セガゲームス
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ゲーム業界の黎明期から、アーケードゲームや家庭用ゲームなどを開発・販売してきた老舗メーカーのセガ。
大人気の「初音ミク」シリーズのゲームや「龍が如く」シリーズなどを中心に出展していました。
また、ブース内には子会社であるアトラスのスペースも設けられ、同社の代表作である「ペルソナ」シリーズの最新作が紹介されていました。
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コーエーテクモゲームス
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「信長の野望」シリーズや「三国無双」シリーズなど、おもに歴史モノを代表作に持つ老舗メーカーの1つ。
今回は「無双」シリーズとして、話題のNHK大河ドラマ「真田丸」や人気コミック「ベルセルク」とのコラボ作品を出展していました。

いま注目を集める最新技術!「VR」ってどんなもの?

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昨年末から今年の頭にかけて、「Gear VR」や「Oculus Rift」といったVR機器が発売。
2016年は「VR元年」として、いまにわかにその技術が注目を集めています。
そもそも、「VR」とはなんのことなのでしょうか?

「VR」は単語の頭文字で、正式な表記は「Virtual Reality」
ゲーム業界では以前から使われていた単語で、「仮想現実」を意味しています。

「VR」は仮想だけに、コンピューターを使った錯覚や騙しの技術を指しますが、身近なもので例えるなら「お化け屋敷」が近いでしょうか。
お化けは現実にいるものではありませんが、「お化け屋敷」ではお化けを「あるもの」としてあつかい、空間内を演出しています。
そこに足を踏み入れることで、お化けを怖がるという「仮想現実」を楽しめるのです。
ちなみに、「お化け屋敷」は「仮想現実」と相性がいいためか、すでにVR技術を導入した「VRお化け屋敷」が稼働しています。

今回のゲームショウでは「PS VR」が発売直前ということもあり、10ホールに「VR体験ゾーン」が設けられ盛り上がりを見せていました。
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その周辺にも、VR技術を有するメーカーが集められ、「VRコーナー」として出展されていました。
中でも注目を集めていたのが、PDトウキョウが出展していた「CIRCLE of SAVIORS」
プレイヤーを見ると、グリーンのスクリーンの前で、ただコントローラーを振り回しているだけに見えるのですが、上部のモニターにはファンタジー風の世界で、襲い来るモンスターを剣と盾で討伐する勇者の姿が映し出されるのです!
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このほかにも、シーエスレポーターズブースの「KING of PRISM」やProduction I.Gブースの「攻殻機動隊」など、人気コンテンツのVR作品もありましたが、どれも大盛況でした。
VRはヘッドマウントディスプレイを頭に装着する手間もあり、試遊できる人数が限られるという問題点もありましたが、体験した人だけでなく、周囲でそのプレイを鑑賞していた人たちも、この最新技術にすっかり心を奪われていたようでした。23 24

大手証券会社の試算によると、近い将来に10兆円を超えると言われている「VR」市場。
関連機器が続々と発売され、ますます身近になるこのハイテクを、機会があればぜひあなたも体験してみてください!
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<東京ゲームショウ2016概要>
開催会期:2016年9月15日(木)~18日(日)
開催時間:10:00~17:00
会場:幕張メッセ
国際展示場1~11ホール
国際会議場
イベントホール
公式サイトはこちら

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