【3分でわかるニッポンの伝統工芸】山梨:甲州印伝

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出典:http://kougeihin.jp/item/1407/

「印伝」という耳慣れない単語は、じつは「印」度「伝」来が由来になっていることはご存じですか?

「印伝」は皮加工製品のことで、それ自体は奈良時代にはすでにあったと伝えられています。
その後、時が流れて17世紀に、南蛮貿易によりインド産の革装飾が輸入されてきました。
その見事な出来映えに感銘を受け、これを模して作った革製品を、インド(印度)からの伝来ということで「印伝」と呼ぶようになりました。

「甲州」で作られる「印伝」、すなわち「甲州印伝」は、当時の資料によると江戸時代の末期にはすでにありました。
その特徴は鹿革に漆で模様を付けるというもので、上原勇七が考案したと言い伝えられています。
この技法は門外不出とされ、「勇七」の名前とともに代々の家長のみが口伝で継承していたとのことです。

革製品は昔から馬具や武具、巾着や財布などに適していたため、全国各地で作られていました。
しかしながら、現在きちんと製法が伝わっているのは「甲州印伝」だけとなっています。

現在は札入れやがま口、巾着といった昔ながらの製品はもちろん、ハンドバッグや印鑑入れなども作られています。
鹿革は軽くて丈夫なうえに、使い込むほど独特の風合いが出ます。
一生モノの愛用品として、「甲州印伝」をぜひ一度、手に取ってみてはいかがですか?

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