ウルトラJ

2016.10.09

特集
【3分でわかるニッポンの伝統工芸】山形県:天童将棋駒

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出典:http://kougeihin.jp/item/1401/

東北は山県に「将棋駒の故郷」と呼ばれる町があるのをご存じですか?

その場所とは、山形県天童市。
そこで江戸時代後期から興った伝統工芸が「天童将棋駒」です。

当時、この地を治めていた天童織田藩は、大変貧乏でした。
そこで藩士たちは内職をしていたのですが、「武士らしくない」という反対の声もありました。
藩の用人職にあった吉田大八は「将棋は兵法に通じる」とし、武士の面目を守りつつ、将棋駒を作る内職を奨励しました。
それが、今日の「天童将棋駒」につながっています。

明治の世になると、駒の木地を作る木地師と、駒に文字を書く書き師に分かれ、分業生産体制に入りました。
大正時代には駒作りの機械化もいち早く導入し、やがて天童の駒作りは全国一の産業に成長していきます。

天童では将棋駒の生産が地域に根ざしていたため、「将棋」そのものの普及にも力を入れています。
「子ども将棋大会」や、中学生を対象にした「選抜将棋選手権大会」。
ちょっと変わったところでは、人間が駒の代わりを務める「人間将棋」なども披露しています。

将棋好きならぜひ一度、天童を訪れ、その160年におよぶ歴史に触れてみてください。

「ウルトラJ」では、ニッポンのさまざまな伝統工芸品を応援しています!

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