【3分でわかるニッポンの伝統工芸】島根:雲州そろばん

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雲州そろばん
出典:http://kougeihin.jp/item/1005/

昭和の時代、そろばんといえば小学生の習い事の代表選手でした。電卓やパソコンが普及した今でも、そろばんの方が速く計算できるという方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?

ヤマタノオロチなどの神話の地・島根県の出雲は全国有数の「そろばん」の産地でもあります。「雲州そろばん」の発祥は天保元年(1830年)。現在の島根県・亀嵩の大工さんが、広島の職人が作ったそろばんを手本にしながら、この地で採れる梅・樫・スス竹を使って製作したのが始まりとされています。原料は、黒檀・紫檀・ツゲなどの、そろばん製作により適した堅木に移り変わってきましたが、製作の大半が手作業というのは今も昔も変わりません。職人の自信を示すかのように、そろばんの一丁一丁には製作者の銘が刻まれています。

堅牢でありながら珠運びが良く使いやすい「雲州そろばん」は全国にその名を知られ、昭和60年には国の伝統的工芸品に指定されました。現代では「電卓やエクセルがないと仕事にならない!」いう方も多いでしょうが、そろばんには、それらとはまた違った機能性と美しさがあります。そして、何よりも自分の頭で計算することによって、脳の老化を防止することができるそうです。「雲州そろばん」で、そろばんの良さをぜひ再発見してみてはいかがでしょうか。

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