ウルトラJ

2016.10.20

特集
【3分でわかるニッポンの伝統工芸】福岡:博多人形

博多人形
出典:http://kougeihin.jp/item/1308/

福岡土産として有名な「博多人形」は、明治時代になるまで名前がなかったことをご存じですか?

「博多人形」の礎が作られたのは、安土桃山時代といわれています。しかし、その人形は長いあいだ、ただの素焼き人形と呼ばれていました。やがて明治時代に入ると、国内外の博覧会でこの工芸品が高い評価を受け、日本を代表する人形として世界に認知されるようになります。このころに、ようやく「博多人形」という名がついたのです。

「博多人形」は、粘土で原型を作り、それを型取りして素焼きの生地を作り、顔料で彩色して完成します。顔や髪形、着物などの凹凸をすべて原型で表現し、着色することで生命を吹き込むのが特徴です。素材こそちがいますが、なんだかフィギュア人形に似ていますね。「博多人形」は、日本伝統のジャパニーズフィギュアと言えるかもしれません。

近年では、伝統的な「博多人形」作りのほかにも、さまざまな取り組みが行われています。写真やビデオを元にした一点ものの人形を製作してくれるお店もありますし、街中のレリーフや大型の像などにも「博多人形」の技術が使われています。また、有名な博多祇園山笠の際には、博多人形師たちが山笠人形の制作にあたるそうです。

博多を訪れる際は周囲に気を配ってみると、思いがけない「博多人形」との出会いがあるかもしれませんね。

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