【3分でわかるニッポンの伝統工芸】奈良:奈良筆

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奈良筆
出典:http://kougeihin.jp/item/1005/

みなさんは普段、毛筆をお使いでしょうか?「筆ペンなら冠婚葬祭の時にたまに……」という方もいらっしゃるかもしれませんが、心のこもった美しい日本語を書きたい、という「ここぞ」というタイミングでは、できれば毛筆を使いたいものですよね。

日本におけるの毛筆のルーツは、古都・奈良にあります。今から約1200年前、弘法大師・空海が遣唐使から帰国した際、唐から毛筆の製造法を大和国(現在の奈良県)に伝えたのが始まりとされています。古くから文化の中心地であった奈良の都。寺社も多い土地柄でもあり、筆が頻繁に用いられ、おのずと毛筆の生産も盛んになってゆきました。

「奈良筆」の特徴は、伝統の技法「練り混ぜ法」にあります。これは、筆の種類にあわせて、馬・羊・鹿・狸などの柔毛と剛毛を独自の配分で入念に混ぜ合わせるもの。この技法によって、奈良筆にしかない絶妙な味わいの穂先に仕上がります。

歴史と伝統に培われた匠の技で、書家や専門家に今も高い評価を受ける「奈良筆」。日本最古の筆でありながら、その時代の社会と日本語の変化にあわせて、1200年間、カスタマイズを続けてきた「奈良筆」は、現在も日本の高級毛筆のトップランナーといえるでしょう。心を込めた言葉を書きたい時、「奈良筆」をお使いになってみてはいかがでしょうか。

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