【3分でわかるニッポンの伝統工芸】新潟:燕鎚起銅器

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「鎚起(ついき)」という言葉に馴染みがないという方も多いでしょう。その言葉通り、「鎚」で銅板を打ち「起」こす熟練の職人技――。その魅力とは?


出典:http://kougeihin.jp/item/0704/

新潟県燕市に江戸時代中期ごろ伝わった職人技が、今もなお継承されて制作されている「燕鎚起銅器」

一枚の銅板を職人が鎚で叩き、目で確かめつつ手の感触と音を頼りに、やかんなどを作り出していくのです。形ができたら色水と呼ばれる溶液を化学反応させて「着色仕上げ」をして、銅器に気品さを付け加えます。

その熟練の職人技を体得するには、表面を平らにするだけで3年、形を整えることでさらに3年はかかると言われています。そうして作られた銅器の急須で注がれたお茶は、金属イオンの効用によって、まろやかさが加わり、うまみが一層引き立つと言われています。

何十年も使い込むことができ、その分だけ味わいも深くなっていく「燕鎚起銅器」。ものを大事にする精神と、ほかにはない良い味わいを両方得ることができる伝統工芸品は、現代にこそ必要なものと言えるでしょう。暮らしの中でこそ引き立つ逸品を、ぜひ使ってみてください。

■もっと詳しく「燕鎚起銅器」を知りたい方はこちら

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