【3分でわかるニッポンの伝統工芸】富山・越中和紙

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越中和紙
出典:http://kougeihin.jp/item/0902/

有名な「越中富山の薬売り」は、「紙製の鞄」を使っていたことをご存じですか?

「越中和紙」は、五箇山和紙八尾和紙蛭谷紙の総称で、その興りは奈良時代までさかのぼります。国産紙の生産が始まったのがこのころなので、当時の越中は日本において最古の和紙生産地のひとつだったといえます。

ひと口に「越中和紙」といっても、障子用、提灯用、書画・版画用、加工用など、紙の種類によって使用目的が異なります。なかでも「八尾和紙」「道具に加工する」ために作られた特殊な和紙。紙とは思えないほどの強度と防水性を持つのが特徴で、これが「越中富山の薬売り」の鞄や薬包紙などに使われていました。

近年では、富山市八尾町鏡町に「和紙文庫」が設置され、展示物や紙漉き体験を通じて、和紙の歴史や価値、楽しさを学べるようになっています。また、現代生活に合った和紙製品の開発も進められていて、名刺入れブックカバーのほか、一見すると布製に見えるクッションカバーなども作られています。見た人が布だと思い込んでいるところに、「これは紙だよ」と教えてあげて、驚かせるのもおもしろそうですね。

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