ウルトラJ

2016.10.29

特集
【3分でわかるニッポンの伝統工芸】山口・赤間硯

赤間硯
出典:http://kougeihin.jp/item/1009/

日本では、いつから硯が使われるようになったかご存知ですか?

答えは、なんと弥生時代! ただし、現代で使われている硯とは異なり、乳鉢のような形だったそうです。硯の発祥は中国で、長いあいだ、硯といえば中国産の「唐硯」を指していました。しかし鎌倉時代になると、赤間関(現在の下関市)などで国産の和硯が作られるようになります。それが、今回ご紹介する「赤間硯」です。

「赤間硯」の特徴は、石質が緻密で粘りがある「赤間石」が使われていること。「赤間石」には、紫雲石、紫青石、紫玉石、紫石、紫金石の5種類があり、なかでも一番ポピュラーなのは、紫雲石と呼ばれる赤茶色の石です。「赤間硯」で墨をすると、墨の粒子が細かくなり、墨色のよい、よく伸びる墨汁ができます。これは墨絵やかな文字、写経などの細かい表現に向いています。また、彫刻に適した石質でもあることから、美術品のような美しい造形を持つ硯も作られています。実用性と鑑賞性を兼ねそろえていることも特徴のひとつです。

近年ではインターネットでも購入が可能になり、「赤間硯」を手に入れやすい環境が作られています。書を嗜まれる方への贈り物にしたら、喜んでいただけるかもしれませんね。

「ウルトラJ」では、ニッポンのさまざまな伝統工芸品を応援しています!

■もっと詳しく「赤間硯」を知りたい方はこちら

■ニッポン全国の伝統工芸品まとめはこちら

■「ウルトラJ」での商品化企画はこちらより

rd400_ec_banner02