【3分でわかるニッポンの伝統工芸】佐賀・伊万里/有田焼

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伊万里有田
出典:http://kougeihin.jp/item/0424/

「陶器」より硬く、なめらかな肌触りの「磁器」。その磁器が日本で初めて作られた場所は、「有田焼」で有名な「有田」であることはご存じでしょうか?

豊臣秀吉の朝鮮出兵令に従い、佐賀を治めていた鍋島直茂もまた朝鮮へ赴きました。そこからの引き上げに際し、多くの陶工を連れ帰り、それが「有田焼」の興りとなりました。ちなみに、鍋島直茂の名は、鍋島藩内で献上品として作られた「鍋島」という様式に残っています。

「有田焼」が輸出されるようになると、海外でも大きく評価されました。その際、「伊万里港」から荷を積み出していたため、「伊万里焼」と呼ばれるようになりました。伊万里でも磁器が作られていたため、この有田、伊万里などの磁器全般を総称して「伊万里焼」と呼んでいます。

当時の伊万里焼は「古伊万里」と呼ばれ、焼き方や色づけなどの工法が異なる現代の「伊万里焼」と区別されています。また、「柿右衛門」という名人の名が付いた様式もあり、こちらはヨーロッパの王侯貴族のあいだで大人気となりました。「古伊万里」、「鍋島」、「柿右衛門」が、「伊万里・有田焼」の代表的な様式です。

現在の「有田焼」は、当時と変わらず海外で高い人気を誇っています。国内でも知名度が高く、身近なお店で見つけられる「伊万里・有田焼」。400年もの歴史を誇る工芸品を、一度、手に取ってみてはいかがでしょうか?

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