【3分でわかるニッポンの伝統工芸】岐阜・美濃和紙

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美濃和紙
出典:http://kougeihin.jp/item/0903/

障子などで身近でも使われている「和紙」ですが、ふつうの紙との違いはご存じでしょうか?

私たちがふだん使っている紙は、「パルプ」を原料とする「洋紙」です。対する「和紙」は、木の皮を原料に作られています。「和紙」に使われる主な原料は、「楮(コウゾ)」、「三椏(ミツマタ)」、「雁皮(ガンピ)」などです。岐阜県の美濃では、良質な「楮」がたくさん採れたため、和紙作りの一大産地として発展しました。

美濃の和紙作りは、現在、確認される限りでは1300年前から始まっていたようです。当時の戸籍を書きつけた「美濃和紙」が、現在も奈良の正倉院に大切に保管されています。

このように、和紙は経年劣化に強く、丈夫なことから、最近では海外を中心にその価値が見直されてきました。戦後になり生活が洋式になると、障子や傘といった和紙の需要が減り、「美濃和紙」を作る職人の数も激減しましたが、近年では後継者を育成したり、原材料を共同購入したりと、伝統を守る動きも盛んになってきているようです。「紙」としてだけではなく、財布や名刺入れなども作られている「美濃和紙」。「和紙」の持つ、新たな魅力と可能性に、ぜひ注目してみてください。

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