ウルトラJ

2016.11.13

特集
【3分でわかるニッポンの伝統工芸】岡山:備前焼

備前焼
出典:https://www.okayama-kanko.jp/modules/kankouinfo/pub_kihon_detail.php?sel_id=4333&sel_data_kbn=0

数々の多彩な特産品をもつ岡山県。なかでも「備前焼」は、その代表格だといえるのではないでしょうか。

信楽焼や瀬戸焼と並んで日本六古窯(にほんろっこよう)のひとつに数えられています。備前市の伊部(いんべ)地区でさかんに生産されていることから、「伊部焼」の別名も持ちます。その歴史は古く、古墳時代からつくられていた須恵器(すえき)という土器が原型とされます。十二世紀頃、伊部地区に本格的な窯が築かれたことにより、現在の備前焼へと発展していきました。

備前焼は、釉薬(ゆうやく)を一切使わず、1200~1300度の高温で焼成します。そのため、「投げても割れない」といわれるほどの堅さがあり、その丈夫さから、昔からカメや壺などが多くつくられてきました。また、焼成時にできる模様にひとつとして同じものがないのも特徴です。室町時代以降、茶道の発展とともに、茶の湯に用いる「茶陶」として人気が高まりました。現在では皿や酒器、花びんなど、多種多様なものが生産されています。

歴史ある備前焼ですが、後発の他の地方の焼き物におされて、明治から昭和初期には苦しい時代を経験しましたが、昭和31年、作家の金重陶陽が人間国宝に指定されて以降、次々と人間国宝を輩出したことで備前焼の人気が復興。現在では国内だけでなく海外からも日本を代表する焼き物として人気を博しています。

茶褐色の素朴な色合いが魅力の備前焼。焼き物に詳しくない方でも、その美しさは存分に味わえることでしょう。

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