ウルトラJ

2016.11.16

特集
黄金の神輿に日本最大級の不動明王! 岡山の「イチバン」なスポット3選[番外編]

徳守神社2
出典:http://www.tokumori.sakura.ne.jp/photo.html

「日本一、○○」や「日本で最初に○○した」などなど、そんな全国各地にある「イチバン」なスポットを紹介する企画。ただいま岡山県と絶賛コラボ中の今回は、前回に続いて岡山県の「イチバン」スポットを[番外編]としてピックアップします。


■キラキラと黄金に輝く巨大神輿「徳守神社」

徳守神社
出典:http://www.tokumori.sakura.ne.jp/mikoshi2.html

「徳守神社」の興りは古く、733年に創祀されたと伝えられています。その約800年後の1539年、火災で社殿が焼失してしまいますが、この地を治めることになった美作津山藩の初代藩主・森忠政が津山城の総鎮守として、現在の地に再建しました。森忠政は織田信長の家臣として名を馳せた森可成の六男で、本能寺で信長と運命を共にした森蘭丸を兄に持つ名家の武将です。

そんな「徳守神社」の自慢は、津山祭りで担がれる「大神輿」です。1811年に造られたこの神輿は高さが約2.8m、縦横がそれぞれ約1.7mほどあり、総重量はなんと約1トンもあるのだとか! 担ぎ手は150人以上、交代要員も含めると170人以上も必要とされ、その大きさから「日本三大神輿」の1つに数えられています。

この神輿はいまから6年前の2011年に、建造200年を記念して大修理されました。もともとの金塗りも新調され、きらめきが増したその様は、まさに日本で「イチバン」豪華な神輿の名がふさわしいですね。この神輿が担がれる例祭は10月4日の開催で、残念ながら今年はもう過ぎてしまいましたが、動画でその様子を見ることができます。拝むだけでご利益がありそうな、この豪華神輿を、ぜひ一度、見てください。

「徳守神社」
御祭神:天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
アクセス:JR津山線「津山駅」より徒歩15分
公式サイト:http://www.tokumori.sakura.ne.jp/index.html

■かつて社殿が国宝に指定された「美作総社宮」

美作総社宮
出典:http://www.ne.jp/asahi/mimasaka/soujya/soujya_005.htm

「美作総社宮」は現代より約1400年前、当時の行政官である国司が、大巳貴命を主祭神として美作(現在の岡山県)の神をまとめて祀るべく誕生しました。現在の本殿は、中国地方の覇者であった毛利家の当時の当主・毛利元就の手で造営されました。ちなみに、その毛利元就の孫が、有名な天下分け目の合戦「関ヶ原の戦い」で西軍総大将を務めた輝元です。

「美作総社宮」の「イチバン」は、まさにこの本殿を含む社殿そのもので、安土・桃山時代をしのばせるその造りは、全国に数ある「総社」の中で唯一、国宝に指定されました。現在は法改正の影響で重要文化財となってますが、その価値が変わるわけではありません。国が認めた唯一無二の「宝」としての社殿、ぜひあなたも一度、参拝してはいかがですか?

「美作総社宮」
御本尊:大巳貴命(おおなむちのみこと)
アクセス:JR津山線「津山駅」より車で約10分
公式サイト:http://www.ne.jp/asahi/mimasaka/soujya/index.html

■日本で「イチバン」大きい不動明王像がある「蓮台寺」

蓮台寺
出典:http://yugasan.jp/gomakuyou/

前回のイチバンスポット記事で紹介した、日本一の「備前焼」大鳥居がある「由加神社本宮」。その神社のある「由加山」には、明治時代の「神仏分離」を機に「由加神社本宮」と分かれたお寺があります。それが、ここでご紹介する「蓮台寺」です。

このお寺の「イチバン」は、月例行事の護摩供養でも厄払いの祈願がされる「不動明王像」です。見上げるほどの大きさのこの像は、木造の座像としては日本一と言われています。また、惜しくも日本一ではありませんが、仏塔の1つである「多宝塔」は、江戸時代までに建てられた「多宝塔」の中では日本で二番目に高く、県の重要文化財に指定されています。

「由加神社本宮」と並び、厄除けで有名な「蓮台寺」。日本一の不動明王様に厄払いしてもらえば、安心して新しい年を迎えられるかもしれませんね。
「蓮台寺」
御本尊:十一面観音菩薩
アクセス:JR瀬戸大橋線「児島駅」よりタクシー約15分。
公式サイト:http://yugasan.jp/

[番外編]として紹介した、岡山のさらなる「イチバン」スポット。岡山には、まだまだ隠された「イチバン」があるようです。前回の記事とセットで、ぜひ岡山の持つ魅力の一端に触れてみてくださいね!