ウルトラJ

2016.11.20

特集
【3分でわかるニッポンの伝統工芸】島根県:石見焼

石見焼
出典:http://www.shimane-jibasan.com/tokusan/iwami/index.html

世界遺産・石見銀山で有名な島根県石見地方。その石見に、「石見焼」という伝統的な焼物があることをご存じですか?

石見焼は、かつて石見国(いわみのくに)と呼ばれた島根県西部、江津市を中心に生産されている陶器です。起源は18世紀の中頃とされており、明治期に最盛期を迎えました。

石見焼の中でも代表的な、飯銅(はんどう)という大型の水がめは、耐水性に優れ、貯水に最適なことから、江戸時代から昭和初期まで日本中へ出荷されてきました。ところが戦後になると、全国に水道が整備されて貯水する必要がなくなったことや、プラスチック容器が一般に普及したことから、最盛期は100を超えた窯元も激減し、衰退の道をたどっていきます。

しかしその後、石見焼は大きな特長である塩分や酸に対する強さを活かして、漬物や梅干し、味噌を貯蔵するための腐食しにくい容器を開発し、苦しい時代を乗り越えました。現在では、皿やカップなど小型のものから、傘立てや庭園用テーブルセットなど大型のものまで、多種多様な陶器が生産され人気を博しています。

ご家庭での入門用としてはコーヒーカップなどが最適ですが、ここは思いきって石見焼の大がめで梅干しづくりにチャレンジ、なんてのも良いかもしれませんね。

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