ウルトラJ

2016.12.08

特集
大洗町に花束を! 大盛況のステージイベントとファンをもてなす商店街の心意気――第20回「大洗あんこう祭」レポート

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パンツァーフォー! ……じゃなかった、ごきげんよう皆さん、ウルトラJライターのキングジョー永田です。

茨城県大洗町で11月13日(日)に開催された第20回「大洗あんこう祭」。目玉であるあんこうの「吊し切りの模様をクローズアップした記事とは別に、こちらではイベント全体の模様をお届けしましょう!

ところで私の目的はあくまでも取材であり、物見遊山ではありません。まして聖地巡礼に来たわけじゃない。――だがしかしです。ここ大洗町は、私も大好きな人気アニメ「ガールズ&パンツァー」(通称・ガルパン)の舞台になった場所! つい浮ついた気持ちになっちゃっても仕方ないじゃないですか! ね? 許してヒヤシンス……作品が違う!

それはさておき、あんこう祭です。お祭り当日は、抜けるような青空。会場である大洗マリンタワー前の芝生広場には、8時頃到着しました。

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朝早くから、この盛況ぶり! すでに屋台の出店も始まっており、行列もできています。お、最後尾の札に描かれているイラストは「ガールズ&パンツァー」のケイですよ!

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大洗町と友好都市である、県外の複数市町も出店。こちら岡山県鏡野町のテントでは、唐辛子を使ったドレッシングやはちみつなど、ご当地の物産が売られていました。

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ステージでは今日1日、さまざまなイベントが催されます。観客席ではあふれんばかりに人が集まる中、スケジュール通り午前9時に開幕しました。

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オープニングセレモニーでは、小谷隆亮町長を始め、登壇されている方々が挨拶をしていきます。皆一様に来場者の多さに喜ばれている様子。去年のお祭りに訪れた11万人を上回るのは確実なのでは、というお話も。

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と、プロレスファンなら「おっ」と思う勇壮なテーマ曲が掛かり、登場したのは大洗大使の蝶野正洋さん。「ガッデム!!」とおなじみのパフォーマンスを披露された後は穏やかに、マナーを守って楽しもうと来場者に呼びかけます。

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そして開会宣言です。担当するのは「ガールズ&パンツァー」の主人公・西住みほ役の声優・渕上舞さん。相変わらずお美しい……ゲフンゲフン。

雨女で知られる彼女が来たにも関わらず快晴で、健康を心配されたという渕上さん。「元気です、私は」と苦笑された後、高らかにアナウンス。「第20回大洗あんこう祭、スタートです!」

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ステージでまず披露されたのは、あんこうの吊し切り。詳しい模様はこちらの記事で扱っておりますので、ぜひご覧ください。吊し切りの実演は、午後にもう一度行われました。強烈にプッシュされていて、メインイベントであることを感じさせますね。

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大洗町の友好都市が各々行う観光PRイベントも。どの市町も、短い時間をフルに活かした独自の趣向で挑みます。秋田県にかほ市のターンでは、ご当地ヒーロー・超神ネイガーも応援に駆け付けました。

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そしてお待ちかね、「ガールズ&パンツァー」のメインキャスト5人に水島努監督、ガルパン応援大使でもある蝶野さんが登壇してのトークショーでは、「ガールズ&パンツァー」新情報が続々公開。――えっ、「ガルパン」最終章は全6章にて劇場上映!? ほほう、各章最低でも40分確保! 音響にもこだわると! ……私は仕事をしております、本当です。

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続いては、地元大洗高校マーチングバンドの皆さんが舞台に上がります。思いのほか手狭だったという舞台のスペースの中で、移動方法を工夫しつつ、華麗な演奏を披露。水戸黄門のテーマなどご当地ソングを始め、「ガルパン」の曲まで用意し、私を含めたファンを喜ばせてくれました。さて、名残り惜しいですが、そろそろ会場を離れ、商店街の様子を見に行ってみましょう。

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……驚きました。痛車! 痛車! 痛車! 曲がり松商店街から永町商店街、髭釜商店街へ続く通りに「ガールズ&パンツァー」の痛車がずらりと並び、大勢の人でごった返していました! 毎年恒例、歩行者天国として開放した通りで行われる痛車コンテストは、今年も大賑わいの様子。予備知識としてはありましたが、実際に目にするとまさに壮観です!

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通りから少し入ったエリアでは、等身大の戦車模型とそれに乗ったコスプレイヤーさんたちの姿! 向けられる無数のカメラを前に、にこやかに応対されています。

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商店の前にはグッズの展示やスタンディなど、商店街はまさに「ガールズ&パンツァー」一色! ――白状します。ポーカーフェイスを保っていたましたが、内心では大興奮でした。「ガルパン」ファンとして、いちオタクとして、こんなに嬉しいことはない! と同時に、これだけファンをもてなしてくださる商店街の心意気には、頭が下がります。

少しずつ市民権を得つつあるとはいえ、まだまだオタクという人種に抵抗のある自治体が多いことも事実。いかに地域の活性化のためとはいえ、ここまで思い切って門戸を開くのは容易なことでは無いはず。我々も全力で商店街を、そして大洗町を応援しなくてなりませんね!

さて、仕事としては楽しすぎて、ほとんど夢心地だった今回の取材。私の中では「ガルパン」の聖地という枠を越えて、大洗という町が好きになりました。この町の類稀なる懐の深さを、オタクの人もそうでない人も感じ取れるはず。是非一度訪れてみてください。ちなみに私は、来年のあんこう祭にも絶対参加します。プライベートで!

「大洗あんこう祭」の公式サイトはこちら