【3分でわかるニッポンの伝統工芸】和歌山:紀州漆器

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紀州漆器
出典:http://kougeihin.jp/item/0520/

数ある日本の伝統工芸品の中でも、漆器は比較的なじみ深いものですね。皆さんのご家庭でも、お客様用の食器やお盆などに、漆器が使われているのではないでしょうか? 「紀州漆器」は、漆器の日本三大産地のひとつである、和歌山県海南市の黒江地区で生産されている漆器。別名を「黒江塗(くろえぬり)」ともいいます。

室町時代に近江国(おうみのくに、現在の滋賀県)の職人たちがやってきて、この地で豊富に採れるヒノキを材料に椀を作ったのが始まりとされています。また一説には、戦国時代、鉄砲集団の根来衆(ねごろしゅう)で知られる根来寺で漆器を作っていた僧侶たちが、秀吉に攻められた折に黒江へ逃げ、定住したともいわれます。

紀州藩の強力な保護のもと、江戸中期には大いに発展した紀州漆器ですが、明治の廃藩置県で藩の保護を失い、一時は衰退のきざしを見せます。しかしその後、外国への輸出を開始し、京都から蒔絵師(まきえし)を招いて蒔絵を改良するなどの努力を続け、徐々に盛り返していきました。

戦後、天道塗や錦光塗、シルク塗など、「変わり塗」と呼ばれる技法も登場し、国の伝統的工芸品にも指定されました。日用品としての十分な耐久性がありながら、素朴な美しさで毎日使っても飽きのこないデザインの紀州漆器。ご家庭での使用はもちろん、贈り物としても喜ばれそうです。

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