【3分でわかるニッポンの伝統工芸】岐阜・飛騨春慶

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飛騨春慶
出典:http://kougeihin.jp/item/0516/

熱や湿気に強く、塗ることで腐食や虫食いも防ぐ「漆(うるし)」。そんな漆の色は黒や赤が一般的ですが、透明な漆を用いた技法があることをご存じでしょうか?

木目の美しさを見せる、その技法は「春慶塗(しゅんけいぬり)」。「蒔絵」のような凝った加工を行わないため、安く作れるうえに重さも軽かったことから、各地で作られていました。ここに紹介する「飛騨春慶」は、そんな春慶の産地の1つで、現在の岐阜県高山市、飛騨市で発展した「春慶」です。

「飛騨春慶」は1607年、当時の高山城を治めていた金森重頼の長兄、金森重近に、大工の高橋喜左衛門が献上したお盆が興りです。重近はそのお盆を気に入り、御用塗師の成田三右衛門に透明な漆を塗らせたことで、「飛騨春慶」が誕生しました。

金森氏が岐阜を離れ、別の地に移封されたことで、「飛騨春慶」の技術が飛騨高山以外にも広がりました。明治~昭和にかけて職人の数も増え、飛騨高山の定番のみやげ物としての地位を確立しました。

元の木目を活かしつつも、漆の配合により、職人ごとの個性が出る「飛騨春慶」。さらに、使い続けることで、風合いが変化していくことも特徴です。気軽に使える日用品ながら、世界に1点しかない自分だけの食器やお盆、弁当箱などを、あなたも手に入れてみませんか?

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