ウルトラJ

2016.12.08

特集
地べたを這うようにくぐる、日本一小さな鳥居とは? 長崎の「イチバン」なスポット3選

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「日本一、○○」や「日本で最初に○○した」などなど、そんな全国各地にある「イチバン」なスポットを、順番にご紹介します。第11回は対馬や壱岐などの島に囲まれ、古くから外国との貿易が盛んだった長崎県。異国情緒あふれるこの地で見つかった、さまざまな「イチバン」スポットとは?


■日本最古の噴水を再建! 名物のぼた餅とともに愛される「鎮西大社諏訪神社」



鎮西大社諏訪神社
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かつてイエズス会領となっていたた長崎。その時代に長崎市内で祀られていた諏訪、森崎、住吉の三社は、キリスト教からの弾圧により焼かれたり、壊されたりしてなくなってしまいました。時は流れ1625年に再興したのが、諏訪、森崎、住吉の三社を祀った「鎮西大社諏訪神社」です。

「お諏訪さん」の愛称で呼ばれるほど、地元で親しまれている「鎮西大社諏訪神社」のイチバンは、神社の境内にある「長崎公園」の噴水です。この噴水は、かつてはここにあった日本最古の噴水を再現したもので、明治に出版物された「長崎諏方御社之図」をもとに作られました。こちらは、公園などを彩る装飾噴水としては最も古いものとなります。

「鎮西大社諏訪神社」への詣りは、本殿に手を合わせただけでは「半詣り」と、それだけでは半分終わっただけと言われています。参拝後に噴水前にある「月見茶屋」のぼた餅を食べるまでが正しいお詣りなので、境内にあるさまざまなご利益スポットを回った足を休めつつ、ぜひ日本最古の噴水を眺めてみてください。

「鎮西大社諏訪神社」
御祭神:建御名方神、八坂刀売神、伊邪那岐神、邪那美神
アクセス:長崎自動車道、芒塚または出島ICより約10分、または路面電車「諏訪神社前」下車。
公式サイト:http://www.osuwasan.jp/index.html

■神道の発祥の地と言われる日本最古の神社「月読神社」

「古事記」「日本書紀」に登場する、有名な神様「天照大神(アマテラス)」の弟神である「月読(ツクヨミ)」を祭った神社。「月夜見命」、「月弓命」、「月読命」の名で3柱が祭られていますが、いずれも同じ神様とのことです。

この「月読神社」のイチバンは、その歴史です。「月読神社」と同じ名前の神社は、京都や三重にもありますが、いずれもこの長崎(壱岐)にある「月読神社」から分霊されたものと言われています。建立された詳細な年は不明ですが、487年にはすでに存在していたとのことで日本最古の神社を謳っています。

ご利益は安産のほか、学業、厄払いなど多岐に渡っています。壱岐島を訪れる機会があれば、神道の発祥の地とも言えるこの神社に、ぜひ立ち寄ってみてください。

「月読神社」
御祭神:月夜見命、月弓命、月読命
アクセス:郷ノ浦港から車で約10分、芦辺港から車で約5分、印通寺港から車で約15分、壱岐空港から車で約20分
公式サイト:http://www.tsukiyomijinja.com/index.html

■すべてくぐれば子宝が!? 日本一、小さな鳥居がある「淡島神社」

@suketabi74が投稿した写真

佐賀藩の家老の1つ、神代鍋島家の10代目・鍋島茂體公の時代に建立された「淡島神社」。「淡島神社」は全国各地にありますが、ここのイチバンは「日本一、小さな鳥居」です。

この神社には入口の鳥居とは別に、拝殿の隣に小さな鳥居が設けられています。そのサイズは、一番小さなもので、なんと縦27cm×横28cmしかありません。

3つのミニ鳥居をくぐると「健康な子どもが生まれる」との言い伝えがあり、若い女性がこの鳥居くぐりに挑戦しているようです。その高さから、はいつくばらないと通れず、小柄な女性でも、くぐるのはかなりギリギリとのこと。

縁結び・安産・子育てにご利益があることから、女性の参拝客が多い長崎の「淡島神社」。良縁や子宝が欲しい女性は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

「淡島神社」
御祭神:少彦名命(スクナヒコナ)
アクセス:島原鉄道「神代町駅」徒歩約15分、「島原駅」より車で約35分
公式サイト:http://qq2q.biz/AccU

日本でイチバン古い神社が、京都や奈良ではなく長崎にあったのは驚きです! 長崎観光をするなら、ぜひここでご紹介した「イチバン」なスポットを巡って、お土産話に加えてくださいね。