【3分でわかるニッポンの伝統工芸】東京・本場黄八丈

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本場黄八丈
出典:http://kougeihin.jp/item/0109/

伊豆諸島のひとつである八丈島。この島の名前の由来をご存じですか?

八丈島では古くから絹織物が盛んで、「八丈絹」を産出していたことが島名の由来だと伝わっています。室町時代には貢納品として「八丈絹」を納めていた記録があり、当初は白色のみでしたが、江戸時代に染色技術が確立したことで縞模様の反物が作られるようになりました。この絹織物は、のちに「本場黄八丈」と呼ばれるようになります。

「本場黄八丈」は、八丈島に自生するコブナグサ、タブノキまたはシイを使った草木染の絹織物です。秋田ではちがう草木で黄八丈が作られているので、そちらを「秋田黄八丈」、八丈島のものを「本場黄八丈」と呼んで区別しています。

「本場黄八丈」の特徴は、黄色、樺色(赤味のある橙色)、黒色を組み合わせて格子縞やたて縞を作っていることと、染技術や織技術が高いことです。先染めの絹糸を手作業で織り上げているため、経年劣化に強く、むしろ洗うほどに色が冴えていくといいます。

この技術を後世に伝える取り組みとして、東京都立八丈高等学校では「郷土文化実習」が行われています。「本場黄八丈」の歴史などを学ぶとともに、繭を煮るところから始め、手で糸を紡ぎ、機織りで仕上げるところまでやるのです。彼らの中から、未来の伝統工芸職人が誕生するかもしれませんね。

「ウルトラJ」では、ニッポンのさまざまな伝統工芸品を応援しています!

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