【3分でわかるニッポンの伝統工芸】滋賀:近江上布

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出典:http://kougeihin.jp/item/0119/

日本一大きな湖といえば「琵琶湖」ですね。この琵琶湖の流れが育む麻織物「近江上布」をご存知でしょうか?

近江上布(おうみじょうふ)の上布とは「上質な麻織物」を言います。自然豊かな山々に囲まれた琵琶湖は、多くの川の源流となり、多くの生命を育んでいます。琵琶湖水系の豊かな土壌は、質の良い「麻」が育つのに最適なのだそうです。

「近江上布」の歴史は室町時代に始まります。京都から技術が伝えられ、愛知、蒲生などで生産されるようになった上布は、近江商人により各地に広められたと伝えられています。その後、江戸時代に彦根藩で染めと織りの技術が向上し独特の上品な模様が確立されて、地域の主な産業となりました。通気性、耐水性に優れているのが、湿度の高いこの地で育まれた麻を使った「近江上布」ならではの特徴。昭和52年に伝統的工芸品に指定されています。

琵琶湖の恵みを受けた近江の地という環境や、室町時代から続く歴史、そして匠の技を受け継ぐ人々が紡いで発展してきた近江上布。現在、近江上布伝統産業会館では、製作実演や制作体験をすることができます。涼しげなのに温もりある逸品を、あなたの手で紡いでみてはいかがでしょうか。

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