【3分でわかるニッポンの伝統工芸】愛知:岡崎石工品

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岡崎石工品
出典:http://kougeihin.jp/item/1102/

転封により、つぎつぎに領地を変えた戦国大名・田中吉政をご存じでしょうか?田中吉政は武功とは別に都市整備や産業振興など、内政でも手腕を発揮しました。その田中吉政が、徳川家康の生地でもある岡崎城の城主時代に生み出した伝統工芸が「岡崎石工品」です。

田中吉政は城下町の整備のため、腕のいい石工を河内・和泉(現在の大阪府)から招きました。岡崎がちょうど良質の花崗岩に恵まれていたこともあり、石工の文化が発展しました。もともと城下町の整備が目的だったためか、石灯籠や庭園の装飾用の鉢、石塔などがおもに作られていました。

近代に入ると機械化により生産性が高まったうえに、道路も整備されたことで販路が拡大しました。これにともない、もともとは「岡崎花崗岩のみ」としてた素材を、「同程度の品質の石」を使ってもいいことになりました。

厳選した素材と受け継がれてきた確かな技術に支えられる「岡崎石工品」。和の空間を演出する、石灯籠を始めとする石工品に、ぜひ注目してみてください。

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