【3分でわかるニッポンの伝統工芸】兵庫:丹波立杭焼

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丹波立杭焼
出典:http://kougeihin.jp/item/0415/

兵庫県北部・丹波篠山に古くから伝わる、日本六古窯の一つに数えられる「丹波立杭焼」(たんばたちくいやき)をご存知でしょうか?

自然に囲まれ、豊かな里山に恵まれた地、丹波。古くは「たには」と読み、一説には「田庭」すなわち「平らかに広い土地」という意味だと言われています。現在では丹波地方は京都・兵庫・大阪の三府県にまたがっていますが、その兵庫県側にある丹波篠山(ささやま)で作られている焼物が「丹波立杭焼」。「丹波焼」の呼び名でもよく知られています。

瀬戸、常滑、越前、信楽、備前と並ぶ日本六古窯の一つに数えられる「丹波立杭焼」のルーツは、今から約800年前の平安時代、といわれ、初期は主に壺や甕(かめ)、すり鉢といった生活用品が作られていました。江戸時代、「登り窯」を使うことで、量産が可能となり、その名は各地に知られるようになりました。特にすり鉢の評判は良く、中部地方や関東以北にも普及していきました。

その特徴は「灰被り」と呼ばれる模様です。約1300度の高温で約70時間焼くことで、松の薪の灰が釉薬(うわぐすり)と化合し、炎が当たった肌は一つひとつが異なった色や模様に仕上がります。素朴なのに気品がある美しさは、小堀遠州ら名だたる茶人たちの知るところとなり、彼らの指導のもと、茶碗、茶入、水指といった茶器を作るようになって、その名は天下に轟くことになりました。

現在、「立杭陶の郷」では、立杭焼の伝承や復興に力を入れており、製品の展示・購入だけでなく、陶芸教室やアートギャラリー、体験イベントも行われています。ぜひ、伝統の匠の技に触れてみてはいかがでしょうか。

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