【3分でわかるニッポンの伝統工芸】兵庫:出石焼

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出石焼
出典:http://kougeihin.jp/item/0416/

「湯上りの女性のように美しい肌を持つ」と言われる陶器、白磁」(はくじ)。その白磁が国内でも作られていることをご存知ですか?

兵庫県北部の豊岡市にある「出石」(いずし)は「但馬の小京都」の名を持つ美しい街並みと「出石蕎麦(そば)で有名な町。その名物の蕎麦の実の茶褐色と対照に、真っ白な焼き物「白磁」の国内でも有数の産地でもあります。

6世紀頃の中国で確立された白磁の製法は、16世紀ごろ日本に伝わりました。 江戸時代、出石藩内において大量に素材となる陶石の鉱脈が発見され、有田より陶工を招いて、伊万里焼に倣った染付磁器として生産が盛んになり、一大産地になりました。

明治初期には一時的に衰退するものの、明治後期には、白磁を特産物とする伊万里焼の陶匠・柴田善平らの手により品質改良に成功。生まれ変わった出石白磁は各地の博覧会に出品され名声を高めます。鉄の含有量が限りなく少ない「柿谷陶石」を原料とする出石白磁がその価値を存分に表現することになりました。素焼きした透き通るような白い磁肌に、熟練した職人の手により、様々な模様が彫り込まれ、多彩な表情が付けられるのが出石白磁の特徴です。

現在も、伝統を踏襲した威厳ある作品から、日常生活に溶け込む身近な一品までが、陶工の手により作られています。その美しさをあなたの生活に取り入れてみませんか。

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