ウルトラJ

2016.09.03

お土産
復活を遂げた京都の伝統技法「京こま」 脱サラ職人の挑戦とは!

かつて宮中の女性が、竹の軸に着物の布地を帯状にして巻き付けてつくったのが始まりとされる「京こま」。30年ほど前に一度は途絶えてしまった「京こま」を、見事に復活させた人とは?

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up01日本で唯一の伝統的な「京こま」職人!
up02ろくろも使わず、すべて手作業!
up03「京こま」の技法を応用した新商品も開発!


up01日本で唯一の京こま店「雀休」が復活


出典:http://www.premium-j.jp/culture/14043/

何色もの紐を継ぎ合わせ、鮮やかな模様をつくだす「京こま」。昭和初期頃からは、着物の生地ではなく、綿の平紐が用いられてきましたが、1日に製作できるこまの数に限りがあることから、なかなか採算があわず、30年ほど前に、いったん京こま店は途絶えてしまったそうなんです。

そんな厳しい状況のもと、務めていた会社を辞め、日本で唯一の京こま店を復活させたのが、京都の二条城の南、神泉苑の南向いに工房をかまえる「雀休」7代目の中村佳之さんです。

up02ろくろを使わず、手作業で仕上げる職人技


出典:http://www.premium-j.jp/culture/14043/

竹の芯に綿の平紐を糊で留め、バランスを整えながら手作業で巻き付けてつくる京こま。

紐を全て巻き終えたら、らせん状に傾斜をつけて角度を調整しながらコーティング。芯をカットして仕上げた後、実際にこまを回してチェックします。

ろくろなどを使わず、ひとつひとつすべて手作業でつくるため、大量生産することができないのです。

up03京こまの伝統技法を応用した新商品も次々開発


出典:http://www.premium-j.jp/culture/14043/

伝統的な京こまの復活にとどまらず、京野菜をこまで表現した「京野菜セット」や、祇園祭の山鉾を模してつくった「祇園山鉾」、金箔を散らした豪華な「金嵐独楽」など、新しい創作こまの開発も!

さらには、「七色厄除けストラップ」をはじめ、「京こまブローチ」や「京こまぴんどめ」、「京こまピアス」など、京こまの技法を応用したアクセサリーづくりにもチャレンジしています。

京こまの新たな可能性を、中村さんは日々模索しつづけているんですね。

「京こま」
5000円(税抜)~

©雀休