愛らしいデザインにご注目! 濃淡が魅力の「黒染」の酒器とは?

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有田焼で知られる佐賀県の有田町。その地で江戸時代から続く「伝平窯」から生まれたのが、徳利にお猪口を乗せた「墨染」の酒器です。濃淡の表情がある墨の色をイメージして制作されたこの商品は、「黒染」シリーズとして販売されています。その魅力をご紹介!

 

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up01400年の歴史を持つ伝統の技と、新しい感性の融合
up02ヒヨコ? ゾウ? 不思議な形の徳利のデザイン
up0320年以上もの時間をかけて進化し続ける墨染の色


up01伝統を受け継ぎつつ、新たな挑戦が生んだ新商品

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出典:http://www.premium-j.jp/culture/17512/

日本の磁器の歴史とともに、約400年前から始まった有田焼。伝平窯は、その有田焼の長い歴史の中で伝統ある窯元の1つです。江戸時代の1867年に開かれた、約150年の歴史を持つ伝平窯は、泉山磁石場のふもとにあります。この地は、有田焼の祖である李参平が磁器の原料となる陶石を発見した、まさに原点の場所でもあるのです!

伝平窯の当代で、8代目に当たる池田和史氏は、江戸時代の古い文献を研究する一方、磁器のデザインを始め、常に新たな挑戦をし続けています。この「黒染」シリーズも、伝統の技に新たな感性を加えることで生み出されました。

 

up02見る人によって姿を変える徳利のデザイン

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出典:http://www.premium-j.jp/culture/17512/

ヒヨコや馬、あるいはゾウが鼻を伸ばしているようにも見える「墨染」の酒器。この愛らしい徳利の形は、いまから10年ほど前に生まれました。徳利を収納する時に、お猪口を頭に引っかけるスタイルにヒントを得て、現在はその状態を想定した絵柄があしらわれています。見ようによっては花笠を被って踊る人のようで、どこか楽しげな雰囲気が伝わってきます。

up03いまも試行錯誤を重ねる墨染めの色

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出典:http://www.premium-j.jp/culture/17512/

「磁器で墨を表現」という目標で制作を始めた「墨染」の酒器は、焼き物としては前例のない色のため、黒が出るまでに3年もかかりました。さらに、墨の表現をより豊かにするため、20年に渡って改良が続けられているのです! この「墨染」の色は、有田焼の伝統的な「青の染付」にヒントを得ています。磁器の表面をコーティングする釉薬と染付の、ちょうど間をとったような成分で作られているとのことです。ぜひこの逸品でお酒を楽しんでみてください!

墨染の酒器
価格:5000円(税抜) ※参考価格(写真はイメージです)

写真提供: 有限会社伝平窯

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