ウルトラJ

2017.02.19

グルメ
「出たな!ブリドン!これでも食らえッ!」 ウルトラ【まる怪】グルメ 第21回〜石川編〜

ニッポンのウルトラなものを日々調査している「ウルトラJ」編集部より、ご当地グルメ担当のメロス山本隊員が見つけた「まるで怪獣のように魅力的な名前を持つグルメ」略して《まる怪グルメ》3選をお届けします!


こんにちは! 山本メロス、またの名を山ちゃんです!

これまでに日本各地の「まる怪グルメ」を探訪してきましたが、いやあ、この広い日本には、まだまだあるもんですねえ。

「まるで怪獣のように、魅惑的で強烈な響きを持つ名前の食べ物」が。

というわけで…今回は、石川県! 石川といえば、加賀百万石の城下町・金沢! 金沢城や兼六園といった全国的に有名な観光地を擁し、輪島塗九谷焼のような伝統文化も盛んです!

「金沢カレー」や「小松うどん」のようなご当地グルメ、海の幸にも事欠きません!

そして、何と言っても石川県は日本一UFOが目撃されている町・羽咋市のある県! 史上最大の侵略は、いままさに石川県で進行中!

そんなグルメと宇宙人の国・石川県なら、きっとまるで怪獣や宇宙人の名前のような「まる怪グルメ」もいっぱい見つかるでしょう!

たとえば、この「ブリドン」のように!

1.「ブリドン」登場

私がウルトラマンなら、思わず、

「ブリドン! これでもくらえッ!」 

と、スペシウム光線を空に向かって小分けに二連発してしまいそうな怪獣ネームですが、じつはこれ、別に四次元現象を起こしてギャラクシークライシスを引き起こすシュールな四次元怪獣の名前などではありません。

このブリドンはそんな珍妙な怪獣の名前ではなく、石川県が誇るご当地グルメの名前なのです。

それではブリドンさん! どうぞ!!

ザ・ブリ丼
出典:http://kyoudo-ryouri.com/food/2623.html
まる怪グルメその81

「ぶり丼」(能登半島ほか)

これが…ブリドン!?

ブリドンという語感からは、シュール・レアリズム感あふれる抽象現代テトラポット芸術のような怪獣かと思いきや…こ、これは!

まるでデスバランのお腹のように鮮やかな色彩!これは一体!?

はいッ!

「ブリドン」とは、寿司王国と呼ばれる石川県・能登半島の名物グルメ! 能登名産の冬の味覚“寒ブリ”を使った丼です。

回遊魚であるブリは、九州で生まれ、北海道まで北上したのち、一番脂が乗っている冬場12月から3月あたりに、出産のために南下し、北陸能登沖に到達します。

ご存知のとおり、出世魚であるブリは、成長にともなって名前がかわります。

全国的にはハマチ(2キロまで)、ワラサ(5kgまで)、ブリ(それ以上)と呼び名が変わりますが、石川では、コゾクラ→フクラギ→ガンド→ブリと出世していきます。

そのため縁起物として祝い事やお歳暮にも贈られるおめでたい魚でもあります。

油の乗った寒ブリを使用したぶり丼では、プリプリと引き締まった刺し身の食感を存分に楽しむことができます。

また、北陸の冬は蟹のシーズンでもあります。石川県のブランドガニ・加能(かのう)ガニ、そして小ぶりながらギュッと旨味のつまった香箱(こうばこ)ガニなどを味わうことができます。

石川県内の旅館や飲食店で食べることができますので、能登の冬の海の幸を存分に堪能してみてはいかがでしょうか。

郷土料理ものがたり:http://kyoudo-ryouri.com/food/2623.html

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