ウルトラJ

2016.10.29

グルメ
「出たなジャバラ! これでも食らえッ!」 ウルトラ【まる怪】グルメ 第12回〜和歌山県編〜

ニッポンのウルトラなものを日々調査している「ウルトラJ」編集部より、ご当地グルメ担当のメロス山本隊員が見つけた「まるで怪獣のように魅力的な名前を持つグルメ」略して《まる怪グルメ》3選をお届けします!


こんにちは! メロス山本、略してメロ山です!

これまにで日本各地の「まる怪グルメ」を探訪してきましたが、いやあ、この広い日本には、まだまだあるもんですねえ。

「まるで怪獣のように、魅惑的で強烈な響きを持つ名前の食べ物」が。

というわけで…今回は、和歌山県! 紀伊国和歌山県といえば、徳川御三家の一つ、紀州徳川家のお膝元! 暴れん坊将軍八代吉宗の出身地です! 

さらに、和歌山といえば、古くより、日本国中から人が集まる土地です! 全国的に信仰を集めている弘法大師・空海が開いた真言宗の総本山・高野山や、中世から「蟻の熊野詣」といわれるほど、人々が巡礼に訪れた熊野三山への参詣道は、近年世界遺産にも登録され、美しい海岸や温泉、毎年のようにパンダが赤ちゃんをポコポコ産むアドベンチャーワールドのある南紀白浜なども、人気の観光スポットになっています。

そんな和歌山のソウルフードといえば”木の国”だけに、ミカンや紀州などの果実や、美味なことで知られる魚クエなどの海の幸も豊富で、名物料理にも事欠きません! 

そんな紀州ならきっと、怪獣の名前のような「まる怪グルメ」もいっぱい見つかるでしょう!

たとえば、この「ジャバラ」のように!

1.「ジャバラ」登場

私がウルトラマンなら、思わず、

「出たなジャバラ! これでも喰らえッ!」 

と、ウルトラ水流を発射してしまいそうな怪獣ネームですが、もちろんこれは某国の宇宙飛行士が変身してしまった故郷は地球の棲星怪獣の名前などではありません。

この「ジャバラ」は、そんな哀れな怪獣などではなくって、実は和歌山県のご当地フードの名前なのです!

それでは、ジャバラさん!

お願いします!

ジャバラ
出展:https://member.murablo.jp/resources/member/013/532/0116931/large/0EKYpg10.jpg

まる怪グルメその51

「じゃばら」(和歌山県北山村)

こ、これが「ジャバラ!?

まるで、再生エレキングか平成ブースカのように黄色い色!

でも、ミカンやハッサクのような、普通の柑橘類に見えますが…!?

まさか、そんな普通の柑橘類を紹介するわけありませんよね?

和歌山県のご当地フルーツ、「じゃばら」とは、一体!?

はい!

この「じゃばら」、たしかにミカンやユズ、ダイダイ、はっさくなどと同じ柑橘系の果実です。

しかし、聞いたことがある方は少ないのではないでしょうか。

実は、この「じゃばら」が、自生しているのは世界中で和歌山県の北山村だけ。

長らく「幻の果実」と呼ばれていました。

幻の果実って、大げさなことを言うと思うでしょう?

そうでもないんですよ。

なにぜ、この「じゃばら」が成る木は、北山村にしかなかったんです。

どういうわけか、自然に発生した「自然交配種」だったんですね。

北山村の村民の家の敷地に生えていた、一本の木。

「変なミカンが成る木がある。しかも美味い」と評判になりました。

そこで、詳しく調べて見たところ、世界に類を見ない全く新しい柑橘類の品種だったのです。

現在では、この北山村の名産品にまで成長しました。

「じゃばら」は、やや苦味があり、酸っぱすぎず、まろやかな味が特徴です。そのまま食べてもOKですし、ポン酢やジャム、ジュース、ゼリーなどにも加工されて、全国に出荷されています。

 「じゃばら」というのは、「邪気を払う」という意味で付けられた名前で、正月料理にも使われる縁起物でしたが、邪気を払うと言われた理由には、やはり、病気を寄せ付けない栄養素の高さあるようです。

ビタミンA,B1,B2,C、ナイアシン、カリウム、マグネシウム、カルシウムほか、多くの栄養素が豊富に含まれ、疲労回復、疲れ目、口内炎、肌荒れなど、多くの効能がありますが、最も話題をあつめたのが春先に人々を苦しめる「花粉症」の抑制効果。

この「じゃばら」、当初は全然売れなかったそうですが、ときどき、一度に大量に購入されるお客さんがいたので、理由を聞いてみると、花粉症に効くからだということがわかりました。

近年では、果実や果皮に抗アレルギー作用があるということが医学的に証明され、全国から注文が入るようになったそうです。

 花粉症の方も、そうでない方も、和歌山県は北山村の伝説の果実「じゃばら」製品を、ご賞味してみてはいかがでしょうか。

北山村観光サイト
http://kankou.vill.kitayama.wakayama.jp/goods/

2.「バラホル」登場

バラホル」……!!

これはなんか凄そうな怪獣ネームですね。なんとなくパワフルっぽいです。

バラバ」という両手がカマとトゲ分銅の怪獣がいますが、両手がツルハシとスコップになって、お花畑を掘りっ返すのが好きな怪獣ではないでしょうか。あるいは、売れないバラエティ・アイドルの怨念がホルンかなにかに取り憑いたような怪獣でしょうか。

バラホルさん、どうぞ!

まる怪グルメその55

「バラホル」(和歌山市)

こ、これがバラホル

う、うまそう!

はい。

この「バラホル」とは豚バラ肉を甘辛いタレ(ホルモンのたれ)で炒めたお料理。

和歌山市のカレーヤ食堂というお店のオリジナルメニューですが、地元では有名なお店です。

たっぷりのお肉をガッツリ食べたい時に最適です。

辛子をつけて食べてたべるとさらに美味しくいただけます。

濃厚で、ライスとの相性が抜群! ご飯がどんどん進んでしまいます。

また、お酒のお供にもピッタリです!

リーズナブルで庶民的な気取らないお店ですので、和歌山市内にお立ち寄りの際は、「バラホル」を召し上がってみてはいかがでしょうか。

カレーヤ食堂
〒640-8221 和歌山県 和歌山市湊紺屋町1丁目11番地

3.「タッチョ・ホネクドン」登場

「タッチョ・ホネクドン」……!!

これはまた、正体不明の怪獣ネームですね!

ホネクドン」というのは、両手がムチになった地底怪獣「グドン」に通じ、骨モチーフの亡霊怪獣シーボーズも連想させるなかなかグッドな怪獣ネームですが、頭の「タッチョ」というのが謎です。

わかりません。

呼吸を止めて一秒、真剣に考えてみても謎です。

人の名前なのか、地名なのか…。

そこから何も考えられなくなります。星屑ロンリネス!

わかりません!

誰か、「タッチョ」の意味を教えてほしい! 

お願い、タッチョ! 

タッチョ! 

ホネクドン!

noriakixxxさん(@noriakixxx)が投稿した写真

まる怪グルメその56

「たっちょ ほねく丼」(有田市)

こ、これがタッチョ・ホネクドン!!

美味しそうな丼です!

はい。

「たっちょ ほねく丼」とは、和歌山県有田市のご当地B級グルメです。

有田市といえば、「有田みかん」で有名ですが、もう一つの名物が「太刀魚」。

和歌山県有田市が漁獲量日本一を誇ります。

そう。「たっちょ」とは「たちうお」のことなんですね。

「たちうお」

「たっちうお」

「たっちお」

「たっちょ」

バンザーイ! バンザーイ! ムフ!

そして、「ほねく」とはその「太刀魚(たちうお)」を骨ごとすり身にして、平らにして油で揚げた天ぷらのこと。「骨くり天ぷら」が語源です。

その「たっちょのほねく」と有田特産の玉ねぎなどを「かき揚げ」風にしたものを使用し、玉子を使用したり、餡をかけているなどを基本ルールにして、お店ごとにオリジナリティある「たっちょ ほねく丼」を提供しています

「たっちょ ほねく丼」は全国丼連盟主催の全国丼コンテストのご当地丼部門で金賞を受賞。全国的にも知られるB級グルメになってきました。

和歌山県の有田市をご訪問された際には、ぜひ食べ比べてみてはいかがでしょうか。

こんなええとこ有田ブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/machi30arida/diary/?ctgy=13

 


 

全国にはまだ、「まるで怪獣のような魅力的な名前を持つグルメ」(まる怪グルメ)がたくさんあります!

次はあなたの街の「まる怪グルメ」をご紹介するかもしれません! (情報をお寄せください!)

それでは!