京都よりも生産量が多い日本一の伝統本玉露とは? 江戸時代から続く矢部屋許斐本家「焙炉式八女茶」

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お茶と言われて思いつくのはどこでしょうか? 静岡や京都がお茶の産地として挙がるかもしれません。しかし、日本を代表するお茶の産地は九州にもあったのです! はたして、九州のお茶の魅力とは一体どんなものなのでしょうか?

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up01京都よりも多い生産量日本一の伝統本玉露
up02炭火を使った昔ながらの製法、焙炉式
up03伝統を守る「矢部屋許斐本家」


up01「八女茶」を知っていたら、通かもしれない?

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出典:http://www.premium-j.jp/eat_drink/10796/

渋みが少なく、濃厚な甘みと旨みが際立つ「八女茶」。産地は筑後川と矢部川の清流に挟まれた福岡県八女地方です。高温・多湿でよく霧が発生して、土壌は肥沃で伏流水も豊か、なだらかな山々などと、まさに良質なお茶を作るためにあるような場所なのです。藁で編んだ薦(こも)で茶園を覆って作られる伝統本玉露の生産量は日本一で、玉露で名高い京都を上回っています。しかも、12年連続で農林水産大臣賞も受賞しているお墨付きです!

up02炭も和紙も地元産を使い、職人の手作業で

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出典:http://www.premium-j.jp/eat_drink/10796/

炭火を焚き、和紙の上で茶葉を一葉一葉丹念に焙煎する昔ながらの製法を「焙炉」といいます。玉露を「焙炉」を使って仕上げたお茶が「焙炉式玉露」となります。地元で生産される上質な炭と丈夫な八女手すき和紙を使用した、すべて職人の手作業によるものです。炭火の遠赤外線でゆるやかに芯まで温めることによって、なんとも香ばしいまろやかな味わいが完成するのです。「焙炉式煎茶」は、一般財団法人食品産業センターが審査している「本場の本物」にも認定されています。その土地で培われた伝統的な製法と厳選素材によって作られている逸品です。

up03日本茶の歴史とともに続くお茶作り

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出典:http://www.premium-j.jp/eat_drink/10796/

 

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出典:http://www.premium-j.jp/eat_drink/10796/

「矢部屋許斐本家」の創業は江戸時代中期、八女茶(蒸製緑茶)が伝わった頃まで遡ります。江戸時代においては、現在の日本茶(当時の青製=蒸製緑茶)は高級な飲み物でした。庶民が楽しめるのは、山の斜面に植えた茶葉を収穫して、天日干しした程度の番茶です。焙煎されていないので、手軽に急須で淹れることができず、やかんで煮出す必要がありました。

良質なお茶の葉とともに、ていねいな焙煎が最高級の茶葉を作るカギになります。そんな焙炉式八女茶の伝統を「矢部屋許斐本家」は守っており、その味わいには日本の心が宿っています。

 

矢部屋許斐本家(有限会社このみ園)
価格:焙炉式八女茶
玉露(ティーバッグ)1500円(税抜)
玉露(80g)3000円(税抜)
煎茶(ティーバッグ)1200円(税抜)
煎茶(80g)2000円(税抜)

 

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