ウルトラJ

2016.11.10

グルメ
「出たなヤーリー! これでも食らえッ!」 ウルトラ【まる怪】グルメ 第13回〜岡山県編その2〜

ニッポンのウルトラなものを日々調査している「ウルトラJ」編集部より、ご当地グルメ担当のメロス山本隊員が見つけた「まるで怪獣のように魅力的な名前を持つグルメ」略して《まる怪グルメ》3選をお届けします!


こんにちは! メロス山本、略してメロ山です!

これまにで日本各地の「まる怪グルメ」を探訪してきましたが、いやあ、この広い日本には、まだまだあるもんですねえ。

「まるで怪獣のように、魅惑的で強烈な響きを持つ名前の食べ物」が。

というわけで…今回は、岡山県第2弾(第1弾はこちら)! 現在、「岡山城×ウルトラマン 50年史記念展」が岡山城天守閣で開催中です!

また、岡山県といえば、『ウルトラマンA』の第15話と第16話の舞台にもなった、ウルトラマンシリーズとも縁の深い土地!

そんな岡山県ならきっと、まるで怪獣の名前のような「まる怪グルメ」もいっぱい見つかるでしょう!

たとえば、この「ヤーリー」のように!

1.「ヤーリー」登場

私がウルトラセブンなら、思わず、

「出たなヤーリー星人! これでも喰らえッ!」 

と、ワイドショットを発射してしまいそうな宇宙人ネームですが、もちろんこれは人間の霊魂をサイコキネシスで操る宇宙人の名前などではありません。

この「ヤーリー」は、そんな謎の宇宙人などではなくって、実は岡山県が誇るご当地フードの名前なのです!

それでは、ヤーリーさん!

どーぞ!!

まる怪グルメその57

「ヤーリー」(岡山県)

こ、これが「ヤーリー」!?

まるでタッコング、のようなまろやかな曲線!
ヤーリー」というのは、まさか…「」ですか!?

はい!
この「ヤーリー」は岡山名産の梨で、原産は中国。漢字で「鴨梨」と書きます。
かもなし」!

まるで某国民的アニメに出てくる妖怪のような響きですが、べつにこれは仮面をかぶった妖怪のことではありません。

この「鴨梨」の名前の由来は、鴨が首をすくめて丸まっているところに似ているからとか、あるいは鴨肉を干しているところに似ているからとか言われているそうです。

明治時代に日本に伝わり、その後、岡山県内で品種改良が重ねられ、現在のヤーリーとなりました。

現在では岡山県以外では、ほとんど栽培されていないため、県外ではなかなか手に入らないレアな果物です。

別名を「香り梨」と呼ばれるほど、芳醇な香りがあり、部屋においておくと、その香りでいっぱいになるほど。

普通の梨とくらべて、果汁が多く、やや酸味があり、穏やかで上品な甘みがあります。

その皮と果肉の間に蜜のように甘い層があるので、皮を薄くむくのが、ヤーリーを美味しく頂くコツだとか。

収穫は10月ですが、香りと味を高めるために、収穫後さらに一ヶ月ほど「追熟」させて、11月下旬ごろに出荷されますが、お正月でもまだ食べられるほど日持ちがよいのも「ヤーリー」の特徴の一つです。

フルーツ王国・岡山の特産フルーツ、「ヤーリー」ぜひぜひ賞味になってみてください!

おかやま旅ネット
https://www.okayama-kanko.jp/modules/kankouinfo/pub_kihon_detail.php?sel_id=4448&sel_data_kbn=0

2.「ソズリナベ」登場

ソズリナベ……!

ソ…ズ…リナベ!!

ゴクリ。この名前、なんかヤバそうな感じです。

たとえば、人間をターゲットに恐ろしいゲームをする怪人なんかを連想する語感ですね。

濁音ばかりの言葉を喋る、未確認の存在……そんな感じがします!

まあ、確認してみましょう!

見て下さい! 次のまる怪!

ソズリナベ! 熱くよみがえれ!

そずり鍋
出典:https://www.okayama-kanko.jp/modules/kankouinfo/pub_kihon_detail.php?sel_id=6510&sel_data_kbn=0

まる怪グルメその58

「そずり鍋」(津山)

こ、これがソズリナベ!

う、うまそう!

そずり鍋とは、「そずり肉」を煮込んだ鍋料理の名前です。

……って、「そずり肉」って、どんな謎肉!?

はい。

そずり肉」とは牛の骨についた肉たスジ肉を、けずりとったもの。
そぎ落とす」「けずり落とす」というのを、津山の方言で「そずる」といいます。

地元産のブランド牛「作州牛の「そずり肉」を豆腐や、ネギ・ゴボウなどの野菜、キノコなどの山菜とともに甘辛い割り下で煮込んでいただきます。

だしには、牛の旨味が溶け出し、濃厚としていながらも、後味はあっさりとしています。

「そずった」牛肉は、とろとろに口の中でとろけます。野菜もおいしくたくさん食べられる、ヘルシーな鍋です。

最後はうどんやそばを入れて〆るまでが、そずり鍋のたのしみ方。

愛情を込めて育てられた津山牛を余すところなく、感謝をしながらいただく心から生まれた「そずり鍋

津山に行かれた時には、「そずり鍋」をご賞味してみてはいかがでしょうか。

津山市観光協会
https://www.okayama-kanko.jp/modules/kankouinfo/pub_kihon_detail.php?sel_id=6510&sel_data_kbn=0

3.「キニラ」登場

キニラ」……!!

こ、これは……こんな怪獣ネームど真ん中な、食べ物があるとは……!

うーん、なんだか、怪獣の王様息子的な響きのある名前ですね。

あるいは、目から閃光を放ってウルトラセブンを苦しめそうな、怪獣ぽくもあり、「3億5000年前」の超古代のミュー文明の赤いカプセルから蘇った赤色火炎怪獣っぽくもあります。

それになんだか、手の甲にレンズがあって、そこからビームなんかを打ちそうな感じもありますネ。

キニラ!
一体どんな「まる怪グルメ」なのでしょうか!

気になる!!

めっちゃキニラる!

それでは、キニラ!

ドン!

黄ニラ
出典:https://www.okayama-kanko.jp/modules/kankouinfo/pub_kihon_detail.php?sel_id=4440&sel_data_kbn=0

まる怪グルメその59

「黄ニラ」(岡山県)

こ、これがキニラ!!

き、「黄色いニラ」じゃないですか!

はい。

岡山名物の「黄ニラ」とは、すなわち「黄色いニラ」のこと。

よく見かける緑色の「ニラ」とは別の種類のニラだとお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は同じ種類のニラなんです。

種類は通常の「青ニラ」と同じですが、違うのは、その育て方。

黄ニラ」は真っ黒なビニールで遮光して、とても丹念に、手をかけて育てる特殊なニラであるということ。

そうすることによって、鮮やかな黄色のニラとなります。
青ニラよりもやわらかく、歯ごたえがあり、甘みがあるのが特徴です。

岡山県は全国の「黄ニラ」の7割以上を生産し、関東圏・関西圏をはじめ、日本全国に出荷しています。

また、「黄ニラ」は中華料理の高級食材としても知られ、和洋中料理のジャンルを問わず、さまざまな料理に使用されています。

この「黄ニラ」ですが、近年、岡山では猛烈パワープッシュ中!
2008年には「JA全農おかやま」が2月12日を「黄ニラ記念日」に申請し、

2(にっこり)1(いい)2(にら)ということで、日本記念日協会の認定を受けています。

また、黄ニラは、近年、健康食材としても知られるようになりました。

特に「アホエン」という成分を豊富に含み、これはが記憶力の増加や脳の老化(認知症予防)にも効果があるといわれています。「アホエン」! すごい! 名前もスゴイ!! 天然系の怪獣みたいな名前ですが、その効能は真逆です!!

地元岡山では

「黄ニラ鍋」「黄ニラ丼」「黄ニラうどん」「黄ニラずし」「黄ニラみそ」……

と、さまざまな黄ニラグルメを展開中!
うーん、どれも怪獣ネーム感満載の名前です!

丹精込めて育て上げた「黄ニラ」料理を、ぜひ岡山に来て食べてみて下さい!

おかやま旅ネット
https://www.okayama-kanko.jp/modules/kankouinfo/pub_kihon_detail.php?sel_id=4440&sel_data_kbn=0

 


 

全国にはまだ、「まるで怪獣のような魅力的な名前を持つグルメ」(まる怪グルメ)がたくさんあります!

次はあなたの街の「まる怪グルメ」をご紹介するかもしれません! (情報をお寄せください!)

それでは!