ウルトラJ

2016.12.19

グルメ
「出たな!ペッタラポッタラ!これでも食らえッ!」 ウルトラ【まる怪】グルメ 第15回〜広島編〜

ニッポンのウルトラなものを日々調査している「ウルトラJ」編集部より、ご当地グルメ担当のメロス山本隊員が見つけた「まるで怪獣のように魅力的な名前を持つグルメ」略して《まる怪グルメ》3選をお届けします!


こんにちは! メロス山本、略してメロス山です!

これまでに日本各地の「まる怪グルメ」を探訪してきましたが、いやあ、この広い日本には、まだまだあるもんですねえ。

「まるで怪獣のように、魅惑的で強烈な響きを持つ名前の食べ物」が。

というわけで…今回は、広島県! 広島県といえば、今一番”神ってる”土地!! 広島カープの優勝に、「この世界の片隅に」の大ヒット! 未だ観ていない人がいたら、観ておいたほうがいいですよ! メロスオススメ!! 今年の漢字はもう、《広》か《呉》か《のん》で決まり!

広島県は、牡蠣やお好み焼き、もみじ饅頭など数多くの名物を誇る、グルメ県としても有名です! そんな広島なら、きっとまるで怪獣の名前のような「まる怪グルメ」もいっぱい見つかるでしょう!

たとえば、この「ペッタラポッタラ」のように!

1.「ペッタラポッタラ」登場

私がウルトラマン80なら、思わず、

「出たなペッタラポッタラ! これでも喰らえッ!」 

と、ウルトラの星の王女ユリアンと一緒にWパワー攻撃をぶちかましてしまいそうな怪獣ネームですが、もちろんこれは二匹合わさるととんでもないパワーを生み出す系の双子怪獣の名前などではありません。

なにやら、ケセラン・パサランやまっくろくろすけのような無害な怪異現象、あるいは宇宙から来た愛好的な宇宙生物を思わせる名前にも思えますが……この「ペッタラポッタラ」は、そんなミステリアスな存在ではなく、実は広島県が誇るご当地フードの名前なのです!

それでは、ペッタラポッタラ!!

どーぞ!!

ぺったらぽったら
出典:http://pettarapottara.com/pettara/

まる怪グルメその64

「ぺったらぽったら」(宮島)

こ、これがペッタラポッタラ!?

まるで、カネゴンの繭か、ブースカの栄養源クロパラか、はたまた最凶最悪の怪獣オコリンボールのような、この食べ物は…

一体、これはなんでしょうか?…

はいっ!

「ぺったらぽったら」は広島県の誇る世界遺産・厳島神社を擁する安芸の宮島の新名物グルメ!

広島県産のもち米・うるち米のおにぎりに、牡蠣(カキ)を乗せたものと、中に穴子を入れたもの二種類。

揚げてあるから、外はカリッとしていて、中はもち米のモチモチしている不思議な食感が楽しめます。

潮の香りのする海の幸と、もち米の絶妙なマッチングが大好評。

街を散策しながら、片手で食べられる手軽なファーストフードとして、宮島の新たな名物となっています。

世界遺産・厳島神社観光のお供に、ぜひご賞味してみてはいかがでしょうか。

ぺったらぽったら公式サイト:http://pettarapottara.com/

2.「クレレーメン」登場

クレレーメン……!

なんとなく、グリム童話に出てきそうな音楽隊のような響きの名前ですね。

ほら、ロバとか犬とか、猫とか鶏がトーテムポールみたいに重なった合体怪獣とか…

あるいは、「モット! モット!」と食べ物を欲しがる食いしん坊怪獣や、

「クレクレ」と何でも欲しがるタコの怪獣のように欲望に忠実な怪獣でしょうか。

いやいや、濁音を一つも含まない、クリアで美しい響き……。

なんとなく可憐さや哀愁、愛おしさのようなものを感じてしまう、愛おしく美しい名前ですから、きっと、麗しい天女のような怪獣の名前に違いありません。

愛しのクレレーメン……どうぞ!

まる怪グルメその65

「呉冷麺」(呉市)

こ、これがクレレーメン

う、うまそう! 

なるほど、「呉の冷麺」で「呉冷麺」!

でも、普通の冷麺とどう違うのでしょうか!?

はいっ!

呉冷麺は「冷麺」といっても、韓国料理の冷麺とも、冷やし中華とも違う独特の白い平打ち麺なんですね。

具は、チャーシューや海老やゆで卵、きゅうりなど控えめです。

スープは少なく麺にかかる程度の量ですが、途中から「酢からし」という甘酸っぱく、唐辛子が効いたさっぱりしたタレで、味の変化を楽しむことができます。

呉冷麺の元祖は呉市内の珍来軒というお店。

「冬でも冷たい麺を食べたい」というお客さんのニーズに応えるために誕生したそうです。今では呉市内はもとより、広島市内でもこのスタイルの冷麺を出すお店が増えています。

現在大ヒット注の映画「この世界の片隅に」の舞台となった呉。呉や広島に「聖地巡礼」の際には、ぜひ呉冷麺を味わってみてはいかがでしょうか。

珍来軒 呉冷麺:http://www.kure-reimen.com/

3.「センジガラ」登場

「センジガラ」……!!

この響きは……アレですね。今年社会現象を巻き起こしたあの怪獣王の映画!

「セン・ジガラ」……!!!

これはスゴイ怪獣ネームです!

メチャクチャヒットしそうな名前です。

デデデン、デデデンという例のマーチが聞こえてきそうです。

そんなセン・ジガラ! どんなご当地グルメなのでしょうか?

では、どーぞ!

せんじがら
写真:メロス山本

まる怪グルメその66
「せんじがら」(広島名物)

こ、これがせんじがら!?

ぱっと見、干し椎茸…!? あるいは干し肉や燻製のようにも見えますが…。

セン・ジガラ

この上なく強い怪獣語感を持つこのグルメ!

これは一体どういうグルメなのでしょうか!?

はいっ!!

「せんじがら」とは豚などのホルモンを油で揚げて、干して、塩で味付けしたもの。

とても固いのですが、噛めば噛むほど、ホルモンの味わいが広がる、広島の珍味として有名なご当地グルメです。

「せんじがら」は、ホルモンを熱して油を絞った時のかすを食用に調理したもの。「煎じ殻」というわけです。

(関西地方にも「油かす」と呼ばれる似たような食べ物がありますね)。

「せんじ肉」とも呼ばれ、昭和20年代から30年代にかけて、広島市内のお肉屋さんや食堂などで売られ始めたのが最初といわれています。

やみつきになる美味しさで、ビールなど、お酒のつまみに最高です。また、お料理の材料としても活用されています。

広島を訪れた際に「せんじがら」を体験してしまい、通信販売や広島物産館、広島県アンテナショップでなどで大量に買い込む「リピーター」も多いそうです。

広島土産の変化球としても喜ばれますので、広島にお越しの際は、お求めになってはいかがでしょうか。

広島県ブランドショップ:http://www.tau-hiroshima.jp/


全国にはまだ、「まるで怪獣のような魅力的な名前を持つグルメ」(まる怪グルメ)がたくさんあります!

次はあなたの街の「まる怪グルメ」をご紹介するかもしれません! (情報をお寄せください!)

それでは!