クリエイター必読!【金城哲夫賞】第1回授賞式レポート! 田中芳樹氏、中島かずき氏ら「ウルトラ愛」や「郷土愛」を語る! 

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ウルトラJでは、さる2017年2月26日に行われた円谷プロダクションクリエイティブアワード【金城哲夫賞】の第1回授賞式をレポートします!

クリエイター必読! クリエイティブの最先端を走る田中芳樹氏・中島かずき氏、大友啓史氏、高橋洋氏ら審査員が語る金城氏の魅力と創作の奥義、『ウルトラマンシリーズ』への愛、そして郷土のオススメグルメも!


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みなさん、2月26日が『ウルトラマンシリーズ』にとって、大きな意味がある日であることをご存知でしょうか。

「ウルトラマンの生みの親」の一人として知られる金城哲夫さんがお亡くなりになったのが、1976年の2月26日。

沖縄県出身の金城哲夫さんは、円谷プロダクションの企画文芸室長として、『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』などの作品を企画し、メインライターとして、世界観やキャラクター設定などを考案。ウルトラマンの誕生に大きく寄与しました。金城氏が作り上げた《銀色の巨人「ウルトラマン」が、怪獣や侵略異星人と戦う》という『ウルトラマンシリーズ』の基本フォーマットは、時代に応じてリファインを繰り返しながら、その後50年以上にわたって、世代を越えて愛され続けています。

そして2016。『ウルトラQ』『ウルトラマン』放送開始50年の記念すべき年に、金城氏の名を冠した脚本賞「円谷プロダクション クリエイティブアワード 金城哲夫賞」 の実施が発表されました。

(公式サイト: http://m-78.jp/TCA/ )

「ウルトラを超えろ」という力強いキャッチフレーズのもと、次の50年映像文化、そしてエンタテインメント界を担う新たな才能を発掘するという明確な目的を定めて、円谷プロの創始者・円谷英二監督の誕生日である2016年7月7日より、募集が開始されました。

30分ドラマ・1クール全13回を前提とした「企画書」と第1話のシナリオという、あまり見られない募集内容でありながら、11月30日の締切までに615本の応募がありました。

「まずは《ウルトラを超えろ》というコンセプトに従い、『ウルトラマンシリーズ』の二次創作的な作品や、世界観を踏襲したような作品は最初の段階で落選となり、第1審査で残る560作品から上位50作品(同点含め55作品)第2次審査25作品(同点含め26作品)が通過し、さらに第3次審査12作品に絞られました」と、円谷プロダクション・大岡新一社長は授賞式で審査の過程を説明。

そして、2月2日映画監督大友啓史氏、映画監督脚本家高橋洋氏、、小説家田中芳樹氏、劇作家・脚本家中島かずき氏、円谷プロダクション・大岡新一社長の5人が審査員による最終審査会での検討を経て、受賞作が決定しました。

【受賞作品】

大賞:「呼んだのはそっちだぞ」伊藤公志さん

佳作:「説子の宇宙戦争」福間一さん 

佳作:「命替師(たまがえし)」加藤公平さん

2月26日、都内ホテルで授賞式が行われ、審査員からの選評が発表されました。(選評は記事後半)

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また、同時に大岡社長から、

「円谷プロダクション クリエイティブアワード 成田亨賞」

が新設され、本年度2017年に募集を行うことも発表になりました。

彫刻家としても知られる成田亨氏は『ウルトラQ』『ウルトラマン』『ウルトラセブン』などで、ウルトラヒーローや怪獣たち、メカニックなどのデザインしたビジュアル面での「ウルトラマンの生みの親」。奇しくも金城哲夫氏と同じ2月26日(2002年)にお亡くなりになっています。

今後は、「円谷プロダクション クリエイティブアワード」として、隔年金城哲夫賞成田亨賞を実施し、ウルトラマン誕生に多大な功績のあるお二人のことを顕彰していきたいとのことです。

(詳細は、円谷ステーション(円谷プロダクション公式サイト)で発表になりますので、ご注目ください)。

次のページから、受賞者と審査員の先生方のコメントに加えて、ウルトラJ独自インタビューを掲載いたします!

次ページ:「受賞者コメント & ウルトラJ インタビュー」

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