【1973年のウルトラマンといえば?】円谷プロ創立10周年に『ウルトラマンタロウ』がスタート 「ウルトラマン」50年の歴史を振り返る・その8 | ウルトラJlULTRA ALLIANCE JAPAN

1月3日(木・祝)より岡山城にて開催中の「岡山城×ウルトラマン50年史記念展」。

「ウルトラJ」では会期に合わせて、記念展の会場に展示されているパネルより「ウルトラマン」50年の歴史を振り返る特別企画を、毎日お届けいたします!

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■1973年〜『ウルトラマンタロウ』放送開始
この年は、記念すべき円谷プロ創立10周年。そこで、今までにない豪華さと明るさ、ファミリー路線といった要素を盛り込み、非常に華々しい作品となりました。前作で、ウルトラ兄弟とウルトラの父が登場した流れをベースに、本作ではメインイメージに、ウルトラの母という存在を登場させました。主役のタロウ自身もまた、ウルトラ兄弟の集大成として描写され、ウルトラ兄弟の末っ子ながらその戦闘能力は兄弟最高クラス、風貌は、人気キャラであるウルトラセブンをベースにし、ウルトラの父から採られた角がついたデザインとなり、まさにウルトラファミリーの真打登場といった趣きでシリーズが展開されました。

放送開始50年を迎えたウルトラマンと、再建50年を迎えた岡山城。ぜひその歴史に触れてみてください!

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Profile

星林月船
「ウルトラマン」本放映を見て育つ。
映画・書籍・サブカル・漫画・アニメ・時事・批評などとともに、演劇や映画の脚本を手掛ける。
高度経済成長からバブル期までのサブカルチャーをこよなく愛するフリーライター。
一番心に染み入るウルトラ作品は「ウルトラQ」の「鳥を見た」