【ニッポン全国ウルトラ探しの旅】神奈川県・箱根湯本駅周辺を散策してみた!その2・「あ、美味しい」 思わず声が出る、箱根 暁庵のメニューとは?

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「お祭りやイベントの時以外でも楽しめる、日本各地の魅力を探し出そう!」

大いなるスローガンを打ち立てたウルトラJライター・ウインダム山田が、ライター仲間のカネゴン武蔵・私ことキングジョー永田とともに旅に出る新企画。記念すべき初舞台は神奈川県箱根町で、主に箱根湯本駅周辺を巡っていきます。その2では、観光案内所で聞いた美味しいと評判のお蕎麦屋さん「箱根 暁庵」での模様をお届け! (その1はこちら

さて、腹ペコキャラであるカネゴン武蔵の提案で、食事に行くことにしたライター・トリオ一行。駅前通りを脇に入って少し歩けばお目当てのお蕎麦屋さんかな、くらいのアバウトさでそこを目指すことになったわけですが……。

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ウインダム山田「なんと言いますか、その……」

キングジョー永田「意外と歩くな」

カネゴン武蔵「油断してたね~」

旅館とおぼしき建物が並ぶ長い通りを歩き、橋を渡り、川沿いのつま先上がりの道を進んでいきます。すぐ食事と期待していたところに思わぬ長距離ウォークは、お預けを受けた気分でなかなかにヘビィですが、小雨の降る川沿いの景色は見ごたえがありました。そのうち、それらしき建物が見えて参りしました。

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着きました! お店は峠の茶屋を連想させる、ご当地感あふれる建物です。さっそく中に入ってみましょう!

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木! 木! 木です! 柱や梁、窓枠、さらにはカウンターやテーブル、椅子まで木製で統一された、こだわりを感じさせる内装。訪れた人は、木のもたらすぬくもりに触れて、ホッと一息つけることでしょう。正直、店内に入るだけでも癒し効果があるのでは、と思ったりも。

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すいているタイミングで、来られたようです。少人数で営んでおられるのか、目につく従業員は我々を迎えてくれたおばさんと、カウンターの奥で作業をされているおじさんのみ。おばさんが出してくれたお茶を啜りながら、何を注文するか考えます。

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結果、メインのお蕎麦と小皿の料理数種を一度に味わえる蕎麦セットと、一品もので気になった板わさに決まりました。お蕎麦はかけ蕎麦とせいろ蕎麦から選べるのですが、今回はせいろ蕎麦の方に。

さて、注文をとった後、おばさんが話しかけてきました。

おばさん「旅行ですか?」

ウインダム山田「ええ! 男3人の気楽な旅ですよ!」

カネゴン武蔵も私も頷きます。

……隠したわけではありません。ニッポン全国ウルトラ探しの旅という、少々分かりにくい説明をするのが憚られたのです。また、その必要が無いとも思っていました。――食べるまでは!

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待つほどもなく、一品料理の板わさが運ばれて来ました。実際見て分かりましたが、なるほど、かまぼこのことだったんですね。摘まんでもいいのですが、せっかくなら全部来てからということで少し我慢。ありがたいことに、そう間も置かず、メインである蕎麦セットが登場です!

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メニューを見ていきましょう。写真の前列左が蕎麦粉のパウンドケーキ、真ん中がつゆ、右が豆腐(冷奴)です。後列左が焼き味噌、真ん中がせいろ蕎麦、右上が薬味、その下が香物(お新香)です。パウンドケーキがミスマッチに見えますが、メニューには「蕎麦粉の」とあるので、ちゃんとお蕎麦にかかっているわけですね。

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3人『いただきます』

我々全員、まずはお蕎麦に箸を伸ばしました。麺を取り、薬味を浮かべたつゆにくぐらせ、いざ実食。――ズズ、ズズッ。

ウインダム山田「へぇ」

カネゴン武蔵「わぁ~」

キングジョー永田「ほぅ」

3人『美味しい……』

あっさりしているようで確かなコクのあるつゆと、コシのある麺。両者が絶妙に絡み合い、口の中いっぱいに風味が広がっていきます。素朴さの中に、このお店が考える旨さの論理が凝縮されていることが分かる。なるほど、美味しいの評判はダテじゃない!

ほかのメニューはどうでしょうか? わさびをちょこっと乗せた乗せたかまぼこを、口の中へ。程よい歯ごたえとともに、わさびの風味が鼻に抜ける感じは爽快ですらあります。ツンする感じがしないので、わさびが苦手な人もこれならいけるのではと。う~ん、ビールが欲しくなる!

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焼き味噌は、しゃもじごと焼いてしまう豪快な料理法が、まずすごいです。そして、しゃもじにかぶりついて盛られた味噌を頂くわけですから、食べる側も豪快です。香ばしい味噌の旨さはもちろんですが、こんな食べ方が許されることも、この料理の醍醐味かもしれせんね!

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デザートもいい味出していました。蕎麦粉のパウンドケーキは口に入れると柔らかく崩れていき、舌全体が上品な甘みに満たされます。ケーキの中にはクルミが入っており、スポンジの食感に続いてクルミのカリカリ感が楽しめるという具合です。いやはや、つい食べるのに夢中になってしまいました。これではカネゴン武蔵を笑えません。

そのカネゴン武蔵もたいへん満ち足りた様子で、食後のお茶を啜っております。と、ウインダム山田が何やら真面目な顔で、考え込んでいます。どうしたのか?

ウインダム山田「ニッポンのウルトラ……そう、これぞウルトラな料理ですよ!」

弾かれたように立ち上がると、一目散におばさんの方に突進して行きました。

キングジョー永田「まさか、ウインダム山田。取材に行ったのか!?」

カネゴン武蔵「え~、アポも取らない突撃で~?」

前回の記事を読んでくださった方はご承知の通り、この旅は現地ですべてを決める、出たとこ勝負な内容。実際、我々も観光案内所で聞くまで、「箱根 暁庵」さんの存在すら知らなかったのです。それを料理から美味しいので取材させてくださいと言って許して貰えるものなのか、まったくの未知数です。果たして、結果はいかに!?

というところで、次回へと続きます!

■「箱根 暁庵」公式サイトはこちら
営業時間:
平日…11:30~15:30LO
土・日・祝…11:00~15:30LO
定休:水曜日

プロフィールPROFILE

キングジョー永田

年齢不詳の怪獣ライターで、アニメ・マンガ・ゲームなどのオタク文化全般をこよなく愛する。やたらと解説をしたがる悪癖を持つが、本人に自覚は無い。

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