【ガルパンもウルトラマンもいいぞ】大洗大使・蝶野正洋さんインタビュー 好きな「ウルトラマン」シリーズとオススメの大洗観光スポットとは? | ウルトラJ

「黒のカリスマ」こと、プロレスラー・蝶野正洋さん。最近では茨城県大洗町が舞台の大人気アニメ「ガールズ&パンツァー」(通称・ガルパン)の大ファンとして知られ、ガルパン応援大使も務めるなど、幅広い活躍をされています。今年は大洗大使にも就任し、全国へ魅力を発信しています。ウルトラJは、今年20回目を迎え約13万人が訪れた一大イベント「大洗あんこう祭」を取材して、その会場で蝶野さんにインタビュー! 訪れた大洗の魅力と、蝶野さんが「ガルパン」同様に大ファンである「ウルトラマン」のことを、ウインダム山田が伺ってきました!

蝶野:「ウルトラマン」は今年50周年だよね。俺はNHK BSの番組にゲストで出たんですよ。そのあと、夏休みに家族で京都に行ってたんだけど、夜に車を運転していたら俺の好きな「帰ってきたウルトラマン」の(郷秀樹を演じた)団時朗さんが偶然いらっしゃってね。

――なんと!

蝶野:番組の収録でもご一緒させて頂いたから、車止めて、子どもの頃にかえっちゃって「団さーん!」って! 俺の子どもも男の子で10歳なんだけど、やっぱり「ウルトラマン」は見てるよね。3~4年前に当時放送していた作品にハマってたけど、昔の「ウルトラマン」も見ていて全部好きなんだよ。

――お子さんも昔の作品の良さが分かるんですね!

蝶野:自分でインターネットで見てるよ。俺の時代みたいにテレビでしか見れないという状況じゃないんで、50年前の「ウルトラマン」とか「ウルトラQ」も見てるくらいですよ。同じように共感できて、京都で団さん見た時も、子どもも一緒に握手しに行っちゃって(笑)

――素敵な思い出ですね!

蝶野:ほかにも大阪とかいろいろ行ったんだけど、一番の思い出は、団さんと会ったことだって(笑)

――蝶野さんは「黒のカリスマ」から「大洗のカリスマ」になられたというところで、大洗の魅力を語って頂ければと思います。今日の「大洗あんこう祭」は大盛況ですね!

蝶野:俺も去年の夏の祭りか何かで大洗の方に来て、それ以来のお付き合いなんですけども。町おこしというところでは、町の人たちの「ガルパン」に対する協力だよね。そこがやっぱり違う。2011年の震災のあとにいろいろ企画したけどなかなか人が集まらなかったという経緯があったらしいんだよ。隣の福島の被害がひどかったから、いろいろなメディアでも茨城を飛び越して東北3県に行ってしまった。観光地として大洗の人たちの危機感というのがあって、バンダイビジュアルの杉山潔さんというプロデューサーと「ガルパン」でコラボすることにもすごく協力的で、町を復興させようという意識が強かったということだね。

――その中心が「あんこう祭」なんですね。

蝶野:それがなかったらここまで来てないと思うんだよね。町の人たちが、実際に舞台となっている場所を見に来た「ガルパン」ファンの人に「ここが○○があった場所ですよ」なんて言いながら「またうちに来てね」と言うように、町全体がウエルカムで観光に対する理解がものすごく高いんだよ。

――ちなみに、蝶野さんが「大洗に来たらここに行け!」というオススメのスポットはありますか?

蝶野:夏はまず海があるし、(あんこう祭の会場の)大洗マリンタワーの先にある大洗礒前神社とアクアワールド・大洗かな。元々人気の場所で、神社は海から神様が来たという神聖な場所なんだ。あとは食べ物もいいね。

――あんこう鍋など海の幸がありますよね。

蝶野:茨城は東北の福島の人たちも何となく観光にくる場所だったから、元々神社に観光に来る年配層の人たちも居れば、最近は「ガルパン」ファンの人たちもいて、一緒になっているよね。

――実は「大洗あんこう祭」の前日に、円谷監督の故郷・福島県須賀川市のお祭りにも取材で行っていまして、ウルトラマンジャックのモニュメントも撮影しました!

蝶野:俺も行ったことあるよ! 茨城県の大洗を玄関として、福島県や東北にも足を運んでほしいよね。

CIMG9402_s▲こちらが福島県・須賀川市の松明通りにある「帰ってきたウルトラマン」ウルトラマンジャックのモニュメント

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▲大洗といえば海! 押し寄せる波は迫力満点で、お祭りの日もサーファーの方々がたくさんいましたよ!

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▲大洗礒前神社の鳥居。蝶野さんのように圧倒的な存在感があります!

過去最高の来場者数を記録して、ますますの盛り上がりを見せた第20回「大洗あんこう祭」。さまざまな魅力的なスポットがある大洗の街に、ぜひ一度訪れて見てください! ウルトラJでは、当日の模様をレポートでお届けする予定なので、そちらもお楽